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《セーリング・速報470級世界選手権大会》岡田/吉岡組、磯崎/関組がメダルレース進出決定! スペイン・マヨルカ島開催

スペイン・マヨルカ島で開催中の「2024年470級世界選手権大会」の速報をお伝えします。

18~20ノットの強風とうねりがある、大会中もっともタフなコンディションの中、現地時間3月2日11レースを終えた時点での速報をお伝えします。
なお、決勝レースに進む上位10位が決まり、日本からは暫定3位の岡田/吉岡組、暫定8位の磯崎/関組が表彰台をかけて戦います。(最終日:現地時間3月3日予定)

現地3月2日のレース展開

初日から首位をキープしていた磯崎/関組は2レースとも下位フィニッシュとなり暫定8位に後退。
1レース目で磯崎/関組に追いついた岡田/吉岡組が、2レース目も粘って暫定3位に踏みとどまり、今大会初めてリードを奪いました。

吉田/吉田組は11位で惜しくもメダルレース進出を逃し、強風を得意とする高山/盛田組は2レース目でシングルを取り19位で大会を終えました。
首位に立ったのは、地元スペインのJordi Xammar(東京2020五輪男子470級銅メダリスト)/Nora Brugman組で、岡田/吉岡組との差は16点。
メダルレースは得点が倍になり、まだ逆転の可能性があります。
一方、磯崎/関組も表彰台まで順位を上げられる得点差です。メダルレースは現地時間の午後1時スタート予定。

今大会はパリ2024オリンピック・男女混合470級日本代表の一次選考大会にあたり、表彰台に上った場合、1位は総合ポイントからマイナス8点、2位はマイナス7点、3位はマイナス6点のボーナスポイントが付与される。
二次選考は今大会と同じくマヨルカ島で3月29日から始まるプリンセスソフィア杯で、2大会の総合成績を加算し、そこから種目別世界選手権大会で付与されるボーナスポイントを調整。
最もポイントの少なかった1チームが代表に内定します。

【選手コメント】

岡田奎樹選手:明日はメダルを取ることが目標。ただ、点差が後ろとも詰まって
いるし、前とも近いので、対1艇の勝負ではないところが非常に難しい戦いになる。

【11レース終了時の成績】(参加61艇)

1 位:Jordi Xammar/Nora Brugman(スペイン)56 ポイント
2 位:Vita Heathcote/Chris Brube(イギリス)67 ポイント
3 位:岡田 奎樹/吉岡 美帆 72 ポイント
4 位:Simon Diesch/Anna Markfort(ドイツ)75 ポイント
5 位:Nitai Hasson/Noa Lasry(イスラエル)78 ポイント
6 位:Camille Lecointre/Jeremie Mion(フランス)82 ポイント
7 位:Anton Dahlberg/Lovisa Karlsson(スウェーデン)84 ポイント
8 位:磯崎 哲也/関 友里恵 85 ポイント
9 位:Martin Wrigley/Bettine Harris(イギリス)89 ポイント
10 位:Lara Vadlau/Lukas Maehr(オーストリア)90 ポイント
11 位:吉田 愛/吉田 雄悟 103 ポイント
19 位:高山 大智/盛田 冬華 123 ポイント

大会公式サイト:https://2024worlds.470.org/en/default/races/race

成績表:https://2024worlds.470.org/en/default/races/race-resultsall

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