「みうらの森林(もり)プロジェクト」が2023 年2月から始動!
三浦半島に所有する都市近郊社有林(所有者:京浜急行電鉄株式会社)を健全に管理する目的で行われる、「みうらの森林(もり)プロジェクト」。
健全な森林の管理を行うことにより、森林の有する二酸化炭素吸収機能の一層の発揮と、生物多様性を維持しながら未来へつながる機能豊かな美しい森林を目指すというもの。
京急電鉄発表のプロジェクト概要を下記にて、ご紹介いたします。
TABITOでもおなじみ、「京急油壺温泉キャンプパーク」施設でも、薪の一般販売等、またウッドワークショップの開催などで、利用されます。
都市近郊社有林を活用した施策の実施により、将来の適正な森林整備方針の検討や、都市近郊社有林を拠点とした持続可能な社会の形成に資する取組みが行われます。
【みうらの森林(もり)プロジェクト概要】
■ 開始時期 : 2023 年2月
■ 内 容 : 健全な森林の管理を行うことで、森林の有する二酸化炭素吸収機能の一層の発揮を目指し、生物多様性を維持しながら機能豊かな美しい森林を目指す。
森林管理:神奈川県内の森林管理に関する知見が豊富な神奈川県森林組合連合会協力が協力。
間伐等の適切な間引きなどの森林管理により、太陽光が地面まで差し込む環境を作り、次世代の樹木の生長を促し、適切な更新により森林の若返りを図る。
伐採した木々は、「バイオマス燃料」や「薪等」の再生可能資源として活用し、循環型社会の構築を目指す。都心の中に位置する森林を活用し、「山あそび」として地域コミュニティの形成や京急沿線に広がる自然に触れ合う場として展開。
■ 展開内容
(1)「木質バイオマス燃料」について
横須賀バイオマス発電所を運営する株式会社タケエイグリーンリサイクルと連携、森林管理により
発生した木々を再生可能資源である木質バイオマス燃料(木質チップ)として発電に使用し,今後京急
グループの施設でも使用電力の一部を本電力に切り替えることを検討しています。
【横須賀バイオマス発電所】(神奈川県横須賀市浦郷町)
生木由来の廃棄物や原木・林地残材等を燃料とする都市型バイオマス発電所
開 業:2019 年 11 月
発電出力:6,950kW
(2)「薪等」について
「京急油壺温泉キャンプパーク」(京急グループの三崎観光株式会社が運営)にて、薪等として一般販売。
未利用木材を活用したウッドワークショップも開催予定。
・販売時期:2023 年夏頃予定(乾燥状況による)
・販売場所:京急油壺温泉キャンプパークゲート棟
・問い合わせ先:TEL.046-854-5156(キャンプパーク事務所)
【京急油壺温泉キャンプパーク】(神奈川県三浦市三崎町小網代 1082)
開 業:2022 年1月
概 要:京急油壺マリンパーク跡地に誕生。天然温泉「油壺温泉」も隣接する海と
夕日と富士山を望むキャンプパーク(https://keikyu-camppark.jp/)
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(3)「山あそび」について
逗子や千葉などの山中をフィールドに身近な自然で遊ぶ場「原っぱ大学」を展開する HARAPPA 株式会
社と共に,都市近郊社有林を自然のフィールドとして,親子で遊べるコンテンツの開発を行います。
・実施時期:2023 年春予定
・実施内容(案):森林探検,秘密基地づくり,森のクラフトワーク等
・募集方法:京急電鉄ホームページ等でお知らせします
※整備した森は常時解放はしていません。
【原っぱ大学】(神奈川県逗子市(逗子キャンパス)、千葉県佐倉市(千葉キャンパス)、大阪府彩都(大阪彩都キャンパス))
概 要:2015 年に神奈川県逗子市でスタートした親子のための遊びの大学。
自然そのままのフィールドとフラットな関係性が存在する中で、年間を通じてプログラムを開催。
(https://harappa-daigaku.jp/)
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