スペイン・マヨルカ島で開催中の「2024年470級世界選手権大会」、決勝シリーズの2日目の速報です。
14~16ノットの風で2レースが行われ、磯崎/関組と岡田/吉岡組の激闘が繰り広げられました。
1レース目は岡田/吉岡組が13位、磯崎/関組が17位となり、この時点で2チームが同点、続く2レース目、追いついた岡田/吉岡組が、第1マークに向かう最初のレグでレースエリアの右海面を選択。
一方、磯崎/関組は左海面を選択し、今日2レースともトップフィニッシュした絶好調のドイツチームに続き、2番目でマーク回航します。
レース序盤で苦しい展開となった岡田/吉岡組ですが、その後、8位まで順位を上
げフィニッシュ。
磯崎/関組はこのレース、3位でフィニッシュしました。第9レースまで終え、2チームの点差は5ポイントです。
吉田/吉田組は今日の第1レースで3位となり暫定12位、高山/盛田組は今日の第2レースでカットレース(レガッタ中で最も悪い成績。総合ポイントから点数を除外することができる)つくってしまい暫定25位。
今大会はパリ2024オリンピック・男女混合470級日本代表の一次選考大会でもあり、表彰台に上った場合、1位は総合ポイントからマイナス8点、2位はマイナス7点、3位はマイナス6点のボーナスポイントが付与されます。
【選手コメント】
磯崎哲也選手:1レース目は苦しいポジションでの展開だったが、後半で追い上げ
ることができて良かった。1レース目を終えた時点で岡田/吉岡ペアに追いつかれ
たが、2レース目は自分たちの戦い方をし、良い結果に繋がって良かった。明日も
この調子で平常心のまま戦います。
岡田奎樹選手:今日は相手艇との点数を考えすぎて、風よりも相手艇の優先順位
が高くなり、中展開をしてしまい、外に出てブローを使った艇に負けてしまった。
2レース目はそれを改善しようと、外に出ることにトライしたが風の読みが外れて
しまった。結果的には点差があまり変わっていないので、そこはホッとしている。
明日は思い切ったレースが必要になってくる。そこにトライしていきたい。
【9レース終了時の成績】(参加61艇)
1 位:磯崎 哲也/関 友里恵 39 ポイント
2 位:Simon Diesch/Anna Markfort(ドイツ)43 ポイント
3 位:岡田 奎樹/吉岡 美帆 44 ポイント
12 位:吉田 愛/吉田 雄悟 77 ポイント
25 位:高山 大智/盛田 冬華 104 ポイント
大会公式サイト:https://2024worlds.470.org/en/default/races/race
成績表:https://2024worlds.470.org/en/default/races/race-resultsall
選考方法
2大会の総合成績を加算、そこから種目別世界選手権大会で付与されるボーナスポイントを調整。
最もポイントの少なかった1チームが代表に内定します。
今大会で、表彰台に上った場合、それぞれ下記ボーナスポイントが付与されます。
1位→総合ポイントからマイナス8点、
2位→マイナス7点
3位→マイナス6点
大会公式サイト:https://2024worlds.470.org/en/default/races/race
成績表:https://2024worlds.470.org/en/default/races/race-resultsall
当記事の情報発行元:公益財団法人日本セーリング連盟
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