目標に向け、強化していく箇所は、少ないコミュニケーションで相手に思っている事を伝える「力」。
オリンピックに向けて 目標は金メダル!記者の質問にも即答
2人の言葉に、明確な目標と力強さ
記者:宮古眞行 (みやこまいく)
2024年4月10日(火)14:00より、ジャパンスポーツオリンピックスクエア(東京都新宿区)にて、セーリング・男女混合470級でパリオリンピック代表内定を決めた岡田奎樹選手(スキッパー)、吉岡美帆(クルー)選手及び、日本セーリング連盟オリンピック強化委員会委員長 宮本貴文氏、関一人チームコーチ、土居一斗オリンピック強化委員会コーチ、安藤淳日本セーリング連盟専務理事が登壇し、記者会見が行われました。
選手他登壇者のコメントは、下記の通りです。
日本セーリング連盟オリンピック強化委員会委員長 宮本貴文氏:本日の会見を金メダルに1番近い状態で、迎えることが出来ました。 今後については選手、監督コーチ、委員会の全員が一丸となり、金メダルを取りに行きます。 また、4月20日にある最後の選考でさらに内定代表選手が増える可能性もあります。
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選手のコメント
ーこれまでどんな大会だったかー
岡田選手 :プリンセスソフィア杯は世界選手権よりは、わりあい緊張しなく、プレーする事が出来ました。
吉岡選手 :前半は焦りがあり、緊張しましたが、後半は他の選手が順位が落ちていく事で、緊張も解け、リラックスした状態でプレーする事が出来ました。
ーお互いの強みについてー
岡田選手→吉岡選手 :緊張感などは見られたが、しっかりと感情コントロールが出来ている所。
吉岡選手→岡田選手 :集中するところは集中するなどのメリハリがしっかりとあり、集中した時は一気にチームを引っ張ってくれる。 年齢は私が上だけど、岡田選手が引っ張ってくれます。
ー本場所までの過ごし方についてー
次は4月にある大会に出て、その後はマルセイユと日本を行き来しつつ、色々な国の選手と練習をすることになります。
ーマルセイユの海の印象ー
岡田選手 :非常に気温も高く、風は滑っとした印象。 湾になっている為、小さい波が多い。
吉岡選手 :街並みは中心街から少し離れている為、穏やかでご飯が美味しい(笑)
ーヨット以外の趣味ー
岡田選手 :ヨットが趣味。その延長線でプレーしています。
吉岡選手 :趣味はドラマ鑑賞です。 シーズン物が好きで、何回も繰り返し見ていて、最近のイチオシはブラッシュアップライフです。
ー好きな食べ物ー
岡田選手 :日本の丼物が好き。マルセイユには米文化がない…
吉岡選手 :肉が大好き。 日本に帰ってきて、焼き鳥や焼肉を食べています。
ーペアが出来たきっかけは?ー
岡田選手 :東京オリンピックが終わり、吉岡選手が2週間くらいヨットを辞めるか迷っていた時にLINEを送り、その後、大船のカフェで話した事がきっかけでペアが誕生しました。
ー目標達成の可能性ー
岡田選手 :金メダルは3回に1回の30%くらいで、メダルは3回に2回の75%で取れる自信がある。
吉岡選手 :自信は70%くらいでメダルを取る自信があります。
ーオリンピックへの意気込みー
岡田選手 :日頃からお世話になっている人に、結果で恩返しがしたい。身近な人が託してくれた想いを背負い、オリンピックに向かいたいです。
吉岡選手 :家族や仲間が居たことで、ここまで来れた為、感謝の気持ちを忘れずに、金メダルを取りに行きます。
その他、目標に向け、強化していく箇所は、少ないコミュニケーションで相手に思っている事を伝える、力。また、マルセイユの環境に合わせた、道具の調整。 代表選手として、現状に満足せず、ピークをオリンピックに向け、調整し、目標を明確化し、強い覚悟を持って、オリンピックに向けて、メンタル部分も調整していく。と意気込みを語りました。
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岡田奎樹選手 プロフィール
生年月日: 1995(平成 7)年 12 月 2 日
出生地: 大分県
出身地: 福岡県(佐賀県立唐津西高校卒業)
最終学歴: 早稲田大学卒業
身長・体重: 170cm・65kg
家族構成: 両親、兄、弟、妻、娘
競技開始: 5 歳の時に B&G 別府海洋クラブでセーリング競技を開始
小学校 3 年生で出場した全日本 OP 級選手権で小学校の部優勝
吉岡美帆選手 プロフィール
生年月日: 1990 年(平成 2)年 8 月 27 日
出生地: 広島県
出身地: 兵庫県(兵庫県立芦屋高校卒業)
最終学歴: 立命館大学卒業
身長・体重: 177cm・73kg
家族構成: 両親、姉
競技開始: 高校の部活動から
きっかけ: 「風が気持ちよく、エンジンもついてないのに風の力だけで進むことに感動したから」なります
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