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ー 半径数メートルの灯りをともそう ー 焼きドーナツと珈琲と音楽の喫茶店 『ナミオ珈琲』

        

店内のBGMは、手作りの真空管アンプとスピーカーから流れるレコードの音。
昭和レトロな町に溶け込む、風合いある小さなお店は、やさしいドーナツの香りとあたたかな音色、そして身近なものへの愛に包まれていました。

― 半径数メートルの灯りをともそう ― 
焼きドーナツと珈琲と音楽の喫茶店 『ナミオ珈琲』

青梅を訪れた際には、ぜひ立ち寄っていただきたい、TABITOおススメ(ナミオ珈琲のドーナツのとりこです)の素敵な喫茶店、ナミオ珈琲をご紹介いたします。

青梅駅前を通る旧青梅街道沿い(駅ロータリーを出て左手に200メートルほど進んだ道右手側)に佇む喫茶店『ナミオ珈琲』。
窓越しの光をため込んだ明るい店内には、かわいらしいアイテムがちりばめられています。まるで訪れる人にささやきかけるように、静かに空間を彩っています。

お店を切り盛りするのは、オーナーの渡邉さん。お店のことやこの街、青梅についてお話を伺いました。

Q.ナミオ珈琲おすすめのメニューを教えてください。
◎ドーナツ&カフェラテのセット(600円)です。
ドーナツは焼きドーナツで、店内にてオーブンで焼いた自家製です。種類はプレーンの他に、酒粕や柚子、チョコなど。季節によって変わります。
エスプレッソマシンで淹れたカフェラテには猫のラテアートを描きます。

Q.ナミオ珈琲の歴史を教えていただけますか?
2022年2月22日オープンしました。(スーパー猫の日)
お店の信念は「半径数メートルの灯りをともそう」
大きな話になってしまいますが、、、
争いが絶えないこの世界に、どうしたら平穏が訪れるだろうと考えたとき、まず自分の周りを笑顔にする。ということから始まるという考えに至りました。
ひとりひとりが周りを笑顔にする灯りをともしていけば、ひとりの力は小さいけれど、幾つも重なって大きな灯りになって平和につながっていく。
1人分よりちょっと大きな灯りをともすために、喫茶店を始めることにしました。
焼きドーナツと珈琲と音楽の喫茶店です。保護猫支援もしています。

空間を暖かな音で包むのはアナログレコードによるもの。真空管アンプとスピーカーはなんと手作りなんだそう。

 

Q.ちなみにナミオ珈琲の店名にも、猫が関係しているようですが?
うちの保護猫、ナミ(波)とミオ(澪)から名付けました。
波は日々現れては消えていく波、澪は川や海の水底に出来た溝で、船が通る路。
波のような日々の積み重ねの先に気づけば道が出来ているように、という意味を込めて。

※ナミちゃんミオくんともにご自宅の猫でお店には出ていません。

くつろいでいるナミちゃん  ※ナミちゃん、ミオくんともに、おうち猫ちゃんで、お店にはいらっしゃいません。

りんとして佇むミオくん   ※ナミちゃん、ミオくんともに、おうち猫ちゃんで、お店にはいらっしゃいません。

Q.青梅のいいところを教えてください
青梅は都内とは思えないほど自然が近いのが良いところです。御岳山やハイキングコース、多摩川の上流なのでラフティングや釣りが楽しめます。300年以上の歴史を持つ酒造、「澤ノ井」の小澤酒造もあります。
当店がある青梅駅前は、昭和の建物が残っており懐かしい街並みです。お隣りには昭和レトロ商品博物館もあります。

お隣は昭和レトロ商品博物館

Q.オーナー(渡邉さん)は、津軽三味線を演奏されると伺いました。
津軽三味線歴27年です。20代は津軽三味線でオリジナル曲を唄うシンガーソングライターとして都内ライブハウスで活動していました。
青梅に来てからは、アートフェスティバルや、ナミオ珈琲でのライブ、澤ノ井の蔵開きや節分祭での演奏経験があります。

息子さんが撮ってくれたオーナー渡邉さんのお写真

静かなものごしの中に、身近なものへの愛や、芯のある考え方が伺える素敵なナミオ珈琲オーナーの渡邉さん。お店をご紹介くださった言葉そのものが、やさしく紡がれる音楽のようでした。
なんと津軽三味線を演奏しオリジナルの歌を歌われるアーティストでもあったとは。

お店で流れる音楽はJazzで、一日一日、その日感じたイメージでレコードを選んでいるそうです。あなたが訪れた時は、どんな音楽が流れているでしょう。

― 自家製焼きドーナツと珈琲と音楽のお店 ―
ナミオ珈琲

営業時間10:00〜17:00(ラストオーダー16:30)
定休日(日・木・祝)
東京都青梅市住江町65
青梅駅から徒歩5分、昭和レトロ商品博物館のとなり。
駐車券サービスます。

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