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【速報】2023.12.14 記者発表 ラグビー日本代表 次期ヘッドコーチに エディー・ジョーンズ氏

ラグビー日本代表の次期ヘッドコーチにエディー・ジョーンズ氏が 2024 年 1 月 1 日から就任すること発表されました。
2023.12.14 記者発表 17:30~
(会場 :ジャパンスポーツオリンピックスクエア 14 階 岸清一ホール )の内容は以下になります。

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会会長 土田雅人氏  コメント(写真右)

11月13日の理事会での承認を得て、次期ヘッドコーチが、エディー・ジョーンズ氏に決定しました。
日本代表に最もふさわしいヘッドコーチを採用するため、80名にも及ぶ候補者から採用に至りました。
ラグビーの強化、発展に向けて、最もふさわしい人物が、エディー氏であると認識し決定しました。

日本代表ヘッドコーチが担う責任はとても大きいものです。さらなる高みに牽引するものとして、エディ氏の就任を喜ばしく思います。

以下は、質問に対する回答
まさに日本は、負けられない局面に来ています。チームエディを組んで、メディア対策も含めて、チームで戦っていくつもりです。

なぜ、エディーを選んだのか。まさに勝つためな訳です。そして、リーグ改革をして、日本のラグビーを勝つために、頑張っていきたいと思っています。

次期ヘッドコーチ、エディ・ジョーンズ氏コメント(写真中央)

2015年以降、日本代表のレベルが上がっている中で、改めてヘッドコーチに就任することを光栄に思っています。

私の役割は、愛されるラグビーを作ること、そして強いチームには、それなりの特色を持っています。アイデンティティを育てたいと思っています。より速いラグビーを目指します。

Q.より速いラグビーとは具体的にどういうことでしょうか。また2027年のラグビーワールドカップへの具体的な目標を教えてください。
A.いくつかターゲットはあります。まずはトップ8を確実にすること。常に目標を達成すよう力を持続して確実にする。より早くというのはもちろんだが、ラグビーはより勢いが大切になります。30秒のショートそして、ロングプレー。それをするのは、日本代表だけではなくて、下の世代から育てていくことが必要です。
アイデンティティ。早く考えて、素早く考えてリアクションする。頭の回転。ラグビー脳として、より早くしていかなくてはならない。
日本ラグビーの基本は大学であると思います。高校から大学、大学からプロといったポテンシャルを高めていくこと。
アイルランドでは、小規模ながら、そういう面がしっかりしている。そのような例を参考にして、日本のラグビーを強いものにしていくことが大切です。オールワンという、一つのエコシステムとして、日本の特徴を理解しながら、環境を整えることが大切だと思っています。

Q.日本に戻ってくるという決断について、どういう考えがあったのでしょうか。
A.オーストラリアは5年契約。2回達成したいと考えていた。1年たった時に、5年行けるのだろうかというのがあり、考え直し、難しいと判断し、退任するに至りました。

A.(ジェイミーは)とても日本代表チームを強く育ててくれて、嬉しく思っています。
ポテンシャルの高い選手がたくさんいます。日本人の選手をもっと増やしていきたいと思っています。日本の大学もそうですが、フィジカル面をより強くしていく必要があります。大学にもリーグ1にあたる選手がいます。日本選手も育てていきたい。

Q.トップ8.トップ4というレベルを目指すためには、スーパーラグビーの様なものが必要なのか、それともリーグ1が補っていくのでしょうか。
A.2つ答えがあります。2015年、南アフリカ史上最悪の負けを経験し、スーパーラグビーの時代、そこから研究しリベンジしました。ただ、今現在はリーグ1の形が波に乗っています。
もう1つは大学ラグビーにもっと注目する必要がある。モチベーションを高める原動力が必要です。

コーチングスタッフは重要ですが、じっくり考えて進めていきたいと思っています。トレーニング方法が重要です。スピードであったりパワーが重要であります。昔のトレーニングは、パワーをどれだけ蓄えているか、というところが重要だったが、今は、スピードとパワーが重要になってくるでしょう。
競技の中でデータをどのように、活用していくか。テクノロジーを駆使していくのか。ラグビー界として協議していかなければいけない。

トップチームを作るというのは、エキサイティングなことです。オールジャパンで力を尽くす。ベストを尽くしても出来ないこともある。でも我々にできることは、ベストを尽くせる環境を整えてあげること。また埋もれた選手、いい選手を抜擢していく。それは我々にはできることです。

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会専務理事 岩渕健輔氏コメント(左)

いかにいいプログラムを組んでいくか。
日本代表はベスト8、その先に進んでいこうと、切磋琢磨してくれています。いいプログラムを組んでいく、どのように評価していくか、そういうところも明確になっています。

来年多くの試合を組んでいきます。短期的な結果を見る必要もあり、中期的な視点も必要です。試合に勝つ、ということが重要なファクターになることは間違いありません。勝つこと、育てることの両立を見ながら、KPIを設定します。

エディー・ジョーンズ氏プロフィール

氏 名: エディー・ジョーンズ
出 身:オーストラリア(タスマニア州バーニー)
生年月日:1960 年 1 月 30 日
現役時:フッカー

指導歴:
1994 ランドウィック (アシスタントコーチ)
1995–1996 東海大学 (アシスタントコーチ)
1996 日本代表 (アシスタントコーチ)
1997 サントリー (アシスタントコーチ)
1998–2001 ブランビーズ (ヘッドコーチ)
2001–2005 オーストラリア代表 (ヘッドコーチ)
2006 サラセンズ (テクニカルアドバイザー)
2007 レッズ (ヘッドコーチ)
2007 南アフリカ代表 (テクニカルアドバイザー)
2007–2009 サラセンズ (テクニカルアドバイザー)
2009–2012 サントリー (ヘッドコーチ)
2012–2015 日本代表 (ヘッドコーチ)
2015-2022 イングランド代表 (ヘッドコーチ)
2023 オーストラリア代表(ヘッドコーチ) ※11 月 25 日まで

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