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「公共交通オープンデータチャレンジ2024-powered by Project LINKS-」入賞作品を発表

今年で5回目となった交通系オープンデータを活用した、アプリケーションコンテスト「公共交通オープンデータチャレンジ2024」の最終審査会が2025年2月15日(土)にINIADホール(北区・赤羽台)で開催され、
入賞作品が発表されました。
当コンテストは、公共交通関連のデータや国土交通省のオープンデータを一般の開発者に公開しした上で、コンテストに集まった応募作品から入賞者を発表するもの。
過去最大規模となった今回のコンテストでは、賞金総額は300万円、11の作品が選ばれました。
「公共交通オープンデータチャレンジ2024」にて入賞に選ばれた入賞作品は下記になります。

◇ 最優秀賞
ー 「急がば漕げマップ(西片トコトコ探索会)」
◇準最優秀賞
ー 「PoiCle / ぽいくる(チームぽいくる)」
ー 「RailroadCrossFree(金海英・正治咲良・佐藤彰洋)」
◇優秀賞
ー 「公共交通分析ツール – SPECTRA PROJECT(SPECTRA PROJECT)」
ー 「GTFS box(草薙昭彦)」
ー  「住みログ(住みログ)」
ー 「メトロファインダー(東真史)」
◇審査員特別賞
ー 「Annelida(untitled0.)」
ー  「オンライン車内アナウンス AOIシステム(株式会社ケイエムアドシステム)」
ー 「CALOCULATE(同志社大学経済学部宮崎耕ゼミ「チームMIYAZAKI」)」
ー  「ここいく?(OTTOP オフ会)」

 

 

公共交通オープンデータ協議会 (

公共交通オープンデータチャレンジ2024-powered by Project LINKS-」入賞作品を発表

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「公共交通オープンデータチャレンジ2024-powered by Project LINKS-」入賞作品を発表

公共交通オープンデータ協議会(会長:坂村健 東京大学名誉教授/INIAD cHUB(東洋大学情報連携学学術実業連携機構)機構長)と国土交通省情報政策本部情報政策課は、「公共交通オープンデータチャレンジ2024 powered by Project LINKS-」の最終審査会を、2025年2月15日(土)にINIADホール(北区・赤羽台)で開催し、入賞作品を発表しました。

本コンテストは、多数の公共交通関連のデータや国土交通省のオープンデータを一般の開発者に公開し、それらを活用したアプリケーションを開発、応募していただく、賞金総額300万円のアプリケーションコンテストです。東日本旅客鉄道株式会社をはじめとした25の鉄道事業者、71の路線バス事業者、226のコミュニティバス、23のフェリー事業者、5社の航空・空港関係事業者、そして2社のシェアサイクル事業者の協力を得たほか、国土交通省が進めるProject LINKSとも連携し、公共交通分野のオープンデータコンテストとしては、過去最大規模となりました。

コンテストには国内外から約500人の開発者がエントリーし、多数の応募作品が寄せられました。一次審査の結果、17作品がファイナリストとして選出され、最終審査会でのプレゼンテーションが行われました。6名の審査員による厳正なる審査の結果、1本の最優秀賞、2本の準最優秀賞、4本の優秀賞、4本の審査員特別賞が選ばれました。また、この他に特別賞としてJR東日本賞、Project LINKS賞、INIAD賞が選ばれました。

今回、最優秀賞に選ばれたのは、「急がば漕げマップ(西片トコトコ探索会)」でした。準最優秀賞には、「PoiCle / ぽいくる(チームぽいくる)」、「RailroadCrossFree(金海英・正治咲良・佐藤彰洋)」の2作品が選ばれました。優秀賞には、「公共交通分析ツール – SPECTRA PROJECT(SPECTRA PROJECT)」、「GTFS box(草薙昭彦)」、「住みログ(住みログ)」、「メトロファインダー(東真史)」の4作品が選ばれました。審査員特別賞には、「Annelida(untitled0.)」、「オンライン車内アナウンス AOIシステム(株式会社ケイエムアドシステム)」、「CALOCULATE(同志社大学経済学部宮崎耕ゼミ「チームMIYAZAKI」)」、「ここいく?(OTTOP オフ会)」の4作品が選ばれました。

 

このコンテストの審査員長で本協議会の会長である坂村健は、以下のように講評を述べています。

「今回のチャレンジは、公共交通オープンデータ協議会としては通算5回目のコンテストとなります。今まで以上に多くのデータが公開され、多種多様なデータを組み合わせた、レベルの高い作品が多数寄せられました。最優秀賞に選ばれた『急がば漕げマップ』も、公共交通オープンデータセンターが公開する鉄道関連のデータとシェアサイクル関連のデータ、さらに交通センサスのデータを組み合わせ、鉄道を使うよりも自転車を活用した方が良いルートを探すことができるものです。事前の想定を超えて良い作品が多く寄せられ、当日の審査会では急遽、準最優秀賞も設定することになりました。本チャレンジを通じて、公共交通オープンデータの新たな使い道が広がり、公共交通の利用者にとっても、また公共交通を支える事業者にとっても、より良い社会を創りだす一助となることを期待しています。」

また審査員を務めた国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課/情報政策課 総括課長補佐 Project LINKS テクニカル・ディレクターの内山 裕弥氏は以下のように述べています。

「数多くの応募をいただきどうもありがとうございました。大変優秀な作品が多く、審査にとても難儀しました。

今回の「チャレンジ」は、国土交通省が進める「Project LINKS」と連携した共催として開催しました。LINKSは、国土交通分野に存在する様々な情報の「データ化」と、これを活用したオープン・イノベーションの創出を進める取組です。

今回の「チャレンジ」では、GTFSをはじめとする様々な交通データだけでなく、まちづくりに関するデータや各種の統計データなどが積極的に活用されており、まさしく国土交通分野のデータから新たな価値が生まれる姿を目の当たりにさせていただきました。

また、作品自体も、交通利便を向上させるソリューションだけでなく、「交通空白」の解消や事業生産性の向上、まちづくりとの連携など、昨今の我が国における課題をとらえ、解決策を提示するものが多く、政策的な示唆にも富むものでした。

国土交通省では、引き続きGTFSなど交通情報の標準データの整備とその活用を推進していきます。今回の「チャレンジ」をきっかけに、さらなるイノベーションが生まれることを期待しています。」

各入賞作品及びその詳細につきましては、以下の「公共交通オープンデータチャレンジ2024 -powered by Project LINKS-」の公式webサイトに掲載しておりますので、是非、ご参照ください。

当記事の情報発行元:公共交通オープンデータ協議会

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