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AIオンデマンドバスは電話予約も可能!宮ヶ瀬直行シャトルバス&AIオンデマンドバスの2023年公共交通実証実験は10/8Sun-11/4Sat.土日祝の計10日間!

宮ヶ瀬湖周辺の賑わいや移動の利便性の向上を図る目的で、オンデマンドバス実用化に向けた実証実験が、10月8日(日)~11月4日(土)の土日祝日(計10日間)の期間で実施されます。

※10月28日(土)に筆者もオンデマンドバスを利用させていただきました。(宮ヶ瀬湖エリアの別件観光情報取材の機会に、オンデマンドバスを活用。)
宮ヶ瀬湖周辺の主要なスポット間で、オンデマンドバスを予約して希望の時間に目的の場所に移動できる利便性は、予想以上に大きかったです。そして今回のオンデマンドバス予約に用いられたEMotアプリも使いすく、戸惑うことなくスムーズに予約が出来たのも良かったですね。
余談ですが、筆者の利用の前後に、多数の方がオンデマンドバスに乗り入れていましたが、予想以上の多さに驚きました。
残すところ、11月3日(金・祝)、4日(土)の2日のみです。
ぜひ、秋色に染まる美しい宮ヶ瀬湖周辺の行楽と合わせて、AIオンデマンドバスをご利用になってみてください。


今回の実施は、2022年の第1回に続く2回目にあたり、水源地域の活性化を図るため、神奈川県主導のもと、公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団や地元市町村等と連携して行われる地域交通システムの整備の一環です。(令和4年度から実施の宮ヶ瀬湖周辺地域における周遊・利便性の向上の取り組み)
※神奈川県から委託を受けた神奈川中央交通株式会社が、宮ヶ瀬湖周辺地域交通サービス推進計画に基づき、観光拠点間における往来促進と本厚木駅からの移動利便性を向上させ、地域活性化の推進を目的として実施されます。

今年度の特徴は、宮ヶ瀬湖周辺の観光スポットを周遊するAIオンデマンドバスだけでなく、新たに本厚木駅から宮ヶ瀬への直行シャトルバスの運行も実施、さらにAIオンデマンドバスの予約については、アプリ予約の他、電話でも受付が可能な点です。
昨年ののべ530人の参加者を上回るよう、利用しやすい工夫が施されています。
アンケートに答えることが条件で、どなたでも参加することが出来ます。
予約方法や宮ヶ瀬湖周辺の楽しみ方について、当記事を含む2記事に渡って詳しくご紹介させていただきますので、ぜひ実証実験参加とともに、宮ヶ瀬湖周辺をたっぷりお楽しみください。

※次回記事では、観光情報も掲載する予定です。


実用化に期待大!宮ヶ瀬湖周辺をオンデマンドバスで周遊できるメリットについて

宮ヶ瀬湖周辺は、小田急本厚木駅、京王橋本駅からいずれも神奈中バスの利用が可能ですが、宮ヶ瀬湖周辺の、終点及びバス停下車(「宮ヶ瀬」、「鳥居原ふれあいの館」、「愛川大橋」)をそれぞれ繋ぐ、移動手段がありません。観光目的で年間150万人の人流がありながらもその移動手段は、自家用車の利用が主になっているエリアがこの宮ヶ瀬湖周辺です。
将来的にオンデマンドバスが実用化されれば、丹沢に位置する宮ヶ瀬湖周辺の豊かな自然と豊富な観光スポットが活かされ、宮ヶ瀬の賑わい創出につながります。
なお自家用車に依存せず公共交通機関の合理的な活用ができれば、環境に優しい観光という点においても期待が膨らみます。

小田急本厚木駅からの場合
(宮ヶ瀬湖畔園地)
小田急本厚木駅北口。神奈川中央交通バス5番のりば発。
厚20・21系統「宮ヶ瀬」行き終点下車(所要約60分)
近接施設:県立宮ヶ瀬やまなみセンター、
みやがせミーヤ館、水の郷交流館、宮ヶ瀬湖カヌー場、
水の郷大つり橋など
JR・京王橋本駅からの場合
(鳥居原園地)
JR橋本駅北口。神奈川中央交通バス2番のりば発。
橋07系統「鳥居原ふれあいの館」行き終点下車(所要約50分)
近接施設:鳥居原ふれあいの館
小田急本厚木駅からの場合
(あいかわ公園)

小田急本厚木駅東口。
神奈川中央交通バスバスセンター1の1番のりば発。
厚01系統「センター経由半原」行き「愛川大橋」下車(所要約60分)
近接施設:宮ヶ瀬ダム、水とエネルギー館、
あいかわ公園パークセンター、工芸工房村など

 

 

 

乗降ポイントは、宮ヶ瀬湖周辺の5か所。
AIオンデマンドバスを利用し、好きな場所で乗降できる

乗降ポイント:宮ヶ瀬(シャトルバス乗継場所)、鳥居原ふれあいの館、宮ケ瀬ダム水とエネルギー館、服部牧場、半原

 

今回の実証実験では本厚木駅(中町大型バス発着場)よりシャトルバスが運行

今回の実施では、シャトルバスも運行。宮ヶ瀬(乗継場所)まで座って移動ができます。

実証実験概要

オンデマンドバス運行日 
10/8(日)、10/9(月・祝)、10/14(土)、10/15(日)、10/21(土)、10/22(日)、10/28(土)、10/29(日)、11/3(金・祝) 11/4(土)の土日祝日(計10日間)

運行時間帯
<1>AIオンデマンドバス 10時から16時30分まで
<2>直行シャトルバス
 ・本厚木駅発(中町大型バス発着場)8時50分、11時
 ・宮ヶ瀬発 14時10分、16時30分

利用できる方
乗車時にアンケート調査に協力いただける方

料金
無料

令和4年度との主な相違点 
●新たに本厚木駅からの直行シャトルバスを運行!
●AIオンデマンドバスの予約を電話でも受付!

AIオンデマンドバス1号車 取材時の様子

AIオンデマンドバス2号車

実証実験参加方法について

宮ヶ瀬湖周辺地域における公共交通実証実験は、下記方法で、参加することが出来ます。

<1>AIオンデマンドバスはアプリまたは電話で予約!
MaaSアプリ(小田急EMot)乗車日の2日前から予約が可能!
宮ヶ瀬湖周辺地域における公共交通実証実験では、TABITOでもたびたびご紹介している、小田急EMotのMaaSアプリが導入されています。
下記をご参考にご予約ください。

まずは、EMotアプリをダウンロードして、スマートフォン内で予約!



EMot公式サイト https://www.emot.jp/index.html
なお、AIオンデマンドバスの予約は、乗車日の前日から電話でも受付ます。
TEL:090-1551-4112 (10:00~16:00)

 

<2>本厚木からシャトルバス利用のチケット購入方法(無料)

EMotアプリを開き、<買う>をタップ。各エリアやアミューズメント毎のチケットが購入できます。

※乗車日の2日前からチケット購入が可能になります。



<買う>☞<東京・神奈川>☞本厚木駅・宮ヶ瀬直行シャトルバス乗車券
をタップ。EMot内の案内に沿って予約に進む

宮ヶ瀬周辺のAIオンデマンドバスの予約方法

EMotアプリのデマンド交通をタップ

EMotの案内に従って、本人情報を登録、予約に進む。

 


〈参考〉MaaSについて
MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、利用者一人ひとりの移動ニーズ
に対応して、複数の交通手段を最適に組み合わせて予約・決済等を一括で行うサービ
スのことです。
今回の実証実験で使用するMaaSアプリは、「EMot(エモット)」です。
アプリ「EMot」 公式 HP https://www.emot.jp/

直行シャトルバスについて
MaaSアプリを活用した直行シャトルバスを運行し、アプリ上で予約した利用
者は、本厚木駅と宮ヶ瀬の間をノンストップ・着席して往来できます。
2023年の実証実験実施日は、下記の10日間。お見逃しなく!
10/8(日)、10/9(月・祝)、10/14(土)、10/15(日)、10/21(土)、10/22(日)、10/28(土)、10/29(日),11/3(金・祝) 11/4(土)の土日祝日。

なお、昨年はのべ530人が実証実験に参加したそうです。今年は昨年を上回る参加を期待。
今後の実用化と、宮ヶ瀬周辺の賑わいや観光客の利便性の向上に向けて、AIオンデマンドバスの活用につながるプロセスをTABITOとしても見守っていきたいと思います。
次回は、宮ヶ瀬湖周辺の観光スポットやイベント情報についてもご紹介。
ぜひ実証実験実施日に合わせて、本厚木からのシャトルバスとAIオンデマンドバスを利用して、宮ヶ瀬湖周辺をお楽しみください。

※当記事は丹沢情報として、<大山・伊勢原ぺージ>に掲載しております。
※宮ヶ瀬湖周辺は、神奈川県愛甲郡愛川町、同郡清川村、相模原市緑区の3市町村にまたがるダム湖です。


今回の実証実験について補足

今回の実証実験は、神奈川県から委託を受けた神奈川中央交通株式会社が、宮ヶ瀬湖周辺地域交通サービス推進計画に基づき、観光拠点間における往来促進と本厚木駅からの移動利便性を向上させ、地域活性化の推進を目的として実施されます。
本厚木駅から宮ヶ瀬まで運行する直行シャトルバスと、宮ヶ瀬湖周辺に設置する5か所の乗降ポイント間の移動を可能とするAIオンデマンドバスの2つのサービスを、小田急電鉄株式会社が提供するアプリ「EMot(エモット)」等から利用できます。これらのサービスにより、宮ヶ瀬までの移動やその周辺での周遊の促進を図り、自家用車を使わない形でのシームレスな移動体験の実現に向け、来訪手段の公共交通利用への転換や観光スポット相互の活性化を目指します。
なお、シャトルバス及びAIオンデマンドバスの運行は、神奈中タクシー株式会社により実施されいます。

 

<お問合せ窓口>
Emotサポートセンター:050-5835ー2429
AIオンデマンドバス電話予約:090-1551-4112 ※乗車日の前日から予約可能

※電話予約は、AIオンデマンドバスのみ、本厚木発のシャトルバスについては対応していません。

今回の実証実験は、神奈川県の<宮ヶ瀬湖周辺地域における地域公共交通実証実験事業>によるものです。 (神奈川県政策局政策部土地水資源対策課)


宮ヶ瀬湖について参考資料 (水資源の開発(宮ヶ瀬ダム建設事業)神奈川県サイトより転載)

宮ヶ瀬ダム建設事業(基幹施設:宮ヶ瀬ダム)

21世紀に向けて県民に水道水を安定的に供給するため、県は、相模川水系中津川において国が行う宮ヶ瀬ダムの建設事業を積極的に支援してきました。このダムは、国土交通大臣が、「特定多目的ダム法」(注)に基づき直轄事業として建設するものであり、同法の規定により国土交通大臣が作成した「宮ヶ瀬ダムの建設に関する基本計画」は、昭和53年12月4日決定、告示されました。その後、国土交通省は、ダムの建設目的に発電を追加するなど、「宮ヶ瀬ダムの建設に関する基本計画」の一部を昭和61年11月7日に変更し、昭和62年11月に本体建設工事が着工され、平成13年3月に完成しました。
このダムの目的は、洪水調節、流水の正常な機能の維持と増進、発電、水道です。
満水時の宮ヶ瀬湖には1億8300万m3(有効貯水量)の水が蓄えられますが、相模湖(相模ダム)、津久井湖(城山ダム)、丹沢湖(三保ダム)の3湖の総有効貯水量以上の水が確保されることになります。また、最大出力24,200kw、1,200kwの2つの発電所が新設されました。
上水道用水としては、新たに130万m/日(15.05立方メートル/秒)が開発され、この水は下流の相模大堰と寒川取水堰で神奈川県内広域水道企業団によって取水され、県、横浜、川崎、横須賀の各水道事業者に供給されています。
ダムの位置
左岸:相模原市津久井町青山地先、愛甲郡愛川町半原地先
右岸:愛甲郡清川村宮ヶ瀬地先、愛甲郡愛川町半原地先
ダムの高さ:156.0m
総貯水量:193,000,000m3
開発水量:1,300,000m3/日(15.05m3/秒)
湛水面積:4.6km2
集水面積:213.9km2
調査・工事期間:昭和46年から平成13年
水没戸数:281戸
(完成当時の県の総人口:8,534,482人)

 

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