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《TADコラム・高校ラグビー速報》2025(R7)年度 第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会結果

 

【プロフィール】
スポーツファンライターTAD
高校、大学でラグビーを経験。卒業後NZのクラブをはじめ世界4ヵ国でプレー。
現在はファン目線でラグビーを観戦。強豪国から今後が楽しみなラグビー途上国にも注目して
一般の方たちにもわかりやすくラグビーの楽しさと魅力を伝えるのがテーマ。

 

高校ラグビー 関東大会結果速報!

7日、8日と栃木県で第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会が開催されました。

関東地区の各県の春季大会を勝ち抜いてきた強豪校が一同に集まっての大会で、

秋の花園予選を占う意味でも重要な大会です。

また、大学のスカウティングの人たちにも非常に重要な大会で会場にはたくさんの

大学スカウティング担当の方々がいます。

 

大会は各県大会の順位別にAからGブロックに分けられて各ブロックでそれぞれ順位付けされるシステムとなってます

 

それでは初日の結果から見てみましょう。

 

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Aブロック】

桐蔭学園 17 - 14 目黒学院

国学院栃木13 - 0 茗渓学園

 

各県の1位でその中でも強豪とされる4校の戦い、さすがレベルが高く僅差での

勝敗となりました。

絶対王者の桐蔭学園をあと一歩のところまで追いつめた目黒学院の戦いには

目を奪われました。特に目黒のフッカー(2番)の選手のスキルの高さ、バックス並みの

走力には目を見張るものがありました。

 

Bブロック】

流通経済大柏 61 - 5 明和県央

山梨学院   45 - 21 昌平

 

Bブロックでは流経大柏が頭一つ飛びぬけている印象を受けました、

またここ3年くらいで急激に力をつけてきている山梨学院の今後の奮闘に期待。

 
 

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Cブロック】

東海大相模33 - 15 国学院久我山

川越東  26 -  7桐生第一

 

神奈川、東京の共に2位同士の戦いは東海大相模に軍配。

東海大相模は、Aブロックに入ってもそん色ない実力校。

秋の花園予選で桐蔭学園との激闘が期待されます。

 

Dブロック】

早稲田実業38 - 24 関東学院六浦

熊谷工業 36 - 17 日大明誠

 

往年の大学選手権決勝の関東学院VS早稲田を思い出させてくれるような早実VS関六。

お互い速いテンポでボールを動かすラグビーでスピード感あり、見ていて非常に

面白いゲームでした。

早実は秋の花園予選で国学院久我山と同じ地区に振り分けられ、花園出場には

“久我山越え“がマスト。春からチーム力を上げていきたい。

 

Eブロック】

本庄第一 26 - 18 東京朝鮮

東洋大牛久31 - 14 佐野日大

 

Fブロック】

東京高校 40 - 12 日大藤沢

専大松戸 43 -  5 高崎高校

 
 

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Gブロック】

東海大浦安 28 - 7 明学大東村山

清真学園  67 - 0 作新学園

 

 

大会初日の結果を受け、8日にそれぞれのブロックで決勝、順位戦が行われました。

 

Aブロック】

決勝戦: 国学院栃木50 - 7 桐蔭学園

順位戦: 目黒学院 15 - 12 茗渓学園

優勝は国学院栃木となりました。国学院栃木は関東大会優勝は初めてでは?

桐蔭学園がこんな大差で一方的にやられる試合は、ここ10年で見たことがありませんでした。正直、びっくりしました。しかし絶対王者の桐蔭は秋までに必ずパワーアップしてくるでしょう。

目黒と茗渓の試合は、お互いにディフェンスが非常によく締まった試合内容でした。

この試合でも目黒のフッカーの動きに目が奪われてしまいました

Bブロック】

決勝戦:流経大柏 54 - 7 山梨学院

順位戦:昌平   35 - 12 明和県央

 

Cブロック】

決勝戦:東海大相模 48 - 17 川越東

順位戦:国学院久我山 59 - 7 桐生第一

 

Dブロック】

決勝戦:早稲田実業 50 - 7 熊谷工業

順位戦:関東学院六浦 31 - 8 日大明誠

 

Eブロック】

決勝戦:本庄第一 34 - 0 東洋大牛久

順位戦:東京朝鮮 27 - 12 佐野日大

 

Fブロック】

決勝戦:東京高校 57 - 0 専大松戸

順位戦:日大藤沢 54-  0 高崎高校

 

Gブロック】

決勝戦:東海大浦安 12 - 10 清真学園

順位戦:明学大東村山 67 - 0 作新学園

 

以上が試合結果となります。

 

Tadの感想としては気になったのは近年の高校ラガーマンたち、忙しすぎる~って

思いました。

新年明けてすぐに各都道府県の新人戦が始まり、その上位は関東新人大会、

それに勝つと全国選抜大会へ。終わってほっと一息つく間もなくサニックスワールドユース。それが終わると各都道府県の春季大会、そして関東大会。

ラグビーは怪我が付き物の競技。どこかしら怪我するのは当たり前で、当然

怪我の治療、リカバリーの時間が重要です。また高校生は身体的にも成長する時期ですので

フィジカルトレーニングもしなきゃいけないし、スキルトレーニングもフィットネスも・・・

各チームのストレングスコーチはパフォーマンスを上げるためのトレーニング計画(ピリオダイゼーション)には苦労されていることでしょう。

 

これから高校生ラガーマンは、夏合宿に向けて基礎体力をもう一度作り直す期間になるでしょう。9月には夏合宿を乗り越えひと回りも二回りも成長した高校生ラガーマンたちの

活躍に期待します。

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