【プロフィール】
スポーツファンライターTAD
高校、大学でラグビーを経験。卒業後NZのクラブをはじめ世界4ヵ国でプレー。
現在はファン目線でラグビーを観戦。強豪国から今後が楽しみなラグビー途上国にも注目して
一般の方たちにもわかりやすくラグビーの楽しさと魅力を伝えるのがテーマ。
(2025.1.4更新)
【高校ラグビー 準々決勝】
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正月3日の今日、大阪花園ラグビー場では、高校ラグビー全国大会(花園)で
準々決勝の4試合が行われました。
組み合わせを見てみましょう。
大分東明 VS 常翔学園
東海大仰星 VS 東福岡
大阪桐蔭 VS 桐蔭学園
国学院栃木 VS 石見智翠館
どの試合も熱い戦いで感動を呼ぶ好ゲームでした。
それでは試合を振り返ってみましょう
【大分東明19 VS 24 常翔学園】
優勝候補の一角である九州チャンピオンの大分東明は花園に来て
初戦こそは苦戦しましたが、試合を重ねるごとに本来の爆発力あるアタックが
観れるようになり、チーム状態が上がってます。
対する常翔学園も激戦区大阪を制して花園に出てきたチームであり
伝統の固いディフェンスと展開力が持ち味のチーム。
試合開始早々、常翔学園は見事なオフロードからトライ。
キックも決まり7-0と先制したが、すぐさま大分東明はモール攻撃で
トライを奪い返し5-7。一進一退の攻防を予感させるスタートとなった。
さらに大分東明は4番石川選手の連続トライ、キックも成功し13-7とする。
怒涛のような攻撃を仕掛ける大分東明は、ウイングの絶妙なコース取りで
ディフェンス網を突破しトライを奪いゴールも決まり19-7.
何とか試合のリズムを取り戻したい常翔学園は、前半終了間際にウイングが
鋭いステップで相手を抜き去りトライ。12-19で前半を終了。
常翔学園はいい形で前半を終えることが出来た。
後半最初にスコアしたのは常翔学園、17-19とした。
後半10分には相手陣に入っての巧みなパス回しからトライ、キックも決まり
24-19と逆転に成功。
大分東明は後半に入り少し反則が多くなり流れを持ってこれない。
ロスタイム、相手陣に入った大分東明はラック連取。あと数センチでトライというところ
でしたが反則を犯しノーサイド。最後の最後でも痛い反則が出てしまった。
最終スコアは24-19で常翔学園の勝利。
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【東海大仰星 17 VS 12 東福岡】
九州大会では、大分東明に敗れはしましたが、やはりそこは東福岡。
しっかりと修正して花園に出てきました。
前節の強豪茗渓学園戦では、後半茗渓学園に押され苦戦する場面もありましたが
危なげなく今日の準々決勝にコマを進めてきました。
試合開始早々、東海大仰星が魅せました。ナンバー8がディフェンスラインを突破し先制のトライを奪うとその5分後にはFWとBKが一体となってボールをつなぎ追加のトライを重ねる。さらに後半20分過ぎにも外に展開しグランドを大きく使った攻撃でトライを奪う。
前半は17-0で東海大仰星リードで折り返した。
東福岡は後半の入りで何とか先に得点してペースをつかみたい。
後半開始5分、東福岡はFWがパスをつなぎトライを奪い5-17.反撃に出る。
これで落ち着きを取り戻した東福岡はFWでプレッシャーをかけて前に出る。
しかし東海大仰星の固い守りを突破することができない。
後半16分、東福岡はラインアウトからモールを組みそのまま押し込みトライ。
キックも決まり12-17.1トライ差となった。
東海大仰星としては相手陣でペナルティーをもらったらPGを狙い、1トライ1ゴールでは追いつけない8点差としたい。
一方、東福岡は残り10分、相手陣に入りプレッシャーをかけ続けできる限り
真ん中にトライをして一気に逆転したい。
東福岡はラストワンプレーまで積極的に攻め続けましたが、無情にもノーサイド。
17-12で東海大仰星がベスト4に名乗りをあげた。
【大阪桐蔭 14 VS 26 桐蔭学園】
東西の優勝候補であり、校名に同じ“桐蔭”をかざす強豪校同士の戦い。
大阪桐蔭は、関西チャンピオンであり、今年に入って公式戦負け知らず。
一方の桐蔭学園も関東大会優勝チーム。こちらも今シーズン負けなし。
無敗同士の“桐蔭ダービー” 勝つのはどっちか?
大阪桐蔭は細かいパスとコンタクトで前に出る戦法。
試合開始して間もない1分、大阪桐蔭はキックチャージからチャンスを作りトライ。
キックも成功し7-0と幸先のいいスタートを切った。
前半4分には絶妙なキックからトライを生み出し14-0.
対する桐蔭学園も前半14分にトライを返し7-14として前半終了。
攻守が目まぐるしく入れ替わる好ゲーム。
後半は逆に桐蔭学園がパスを回しグランドを広く使う戦略をとった。
開始3分、素早いパス回しから抜けてトライ。キックも決まり14-14.
試合を振り出しに戻した。
その後も桐蔭学園は自陣からでも積極的にパスを回しアタックをし続け、最後はキックパスから右ウイングがトライを決め19-14。はじめてこの試合で桐蔭学園がリードを奪う。
さらに桐蔭学園はグラバーキックをキャッチしそのままトライ。キック成功で26-14とした。このトライで大阪桐蔭に少し焦りの色が見え始め、要所で反則がでてチャンスをつぶした。
試合はこのままノーサイドを迎え、26-14で桐蔭学園が“桐蔭ダービー”を制し
準決勝進出を決めた。
【国学院栃木12 VS 0 石見智翠館】
準々決勝最後の試合、国学院栃木と石見智翠館の試合。
両チーム鉄壁のディフェンスとパワフルなFWを前に進めるラグビーであり、
非常に似たタイプのラグビーします。
試合開始早々、国学院栃木はラインアウトから得意のモールで押し込み
先制トライを奪い7-0とした。
一方石見智翠館も攻めてはいますが、肝心なところでミスを犯しチャンスを
つぶしている。
前半はお互いの固いディフェンスで7-0と国学院栃木がリードで
後半戦を迎える。
後半に入っても両チームのディフェンスが冴え、両チームなかなか得点できない。」
後半の均衡が破れたのは、後半18分。国学院栃木がモール一気に押し込んで
トライ。12-0とした。
その後も国学院栃木の猛攻は続いたが、石見智翠館は我慢のディフェンス防ぐ。
国学院栃木も鉄壁のディフェンスで石見智翠館に突破させない。
結局、試合は膠着状態ままノーサイドとなり12-0で国学院栃木が勝利。
5日の準決勝にコマを進めた。
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準決勝は次の2カードとなりました。
1月5日(日)の準決勝2試合の組み合わせ
常翔学園 VS 東海大仰星
桐蔭学園 VS 国学院栃木
常翔学園と東海大仰星は同じ関西勢しかも同じ大阪。
一方の桐蔭学園と国学院栃木も同じ関東勢でお互いよく知り尽くしている。
どのチームが勝って決勝に進んだとしても、決勝では 関西VS関東になりますね。
ところで皆さん、もう一つの花園と呼ばれる 通称『裏花園』はご存じでしょうか?
毎年5月に行われるサニックスワールドユース本大会の出場権を争う予選会が
福岡県宗像市で開催されてます。
この予選会には、惜しくも花園出場を逃した各県の強豪校が出場するので通称『裏花園』と
呼ばれるようになりました。
元日、2日と熱戦が繰り広げられ、ベスト4が決まりました。
東海大相模(神奈川県)、筑紫高校(福岡県)、京都成章(京都府)、早稲田実業(東京都)の4校が準決勝にコマを進めました。
今日3日の準決勝の対戦結果
東海大相模 32 VS 0 筑紫高校
京都成章 64 VS 0 早稲田実業
決勝戦 1月5日
東海大相模 VS 京都成章
見ていただけたらわかりますが、この4校は花園で戦っていてもおかしくないくらいの
実力校ですよね。
優勝チームには5月に世界各国の代表校が集まるサニックスワールドユース大会(福岡県宗像市)への出場権が与えられます。
こちらの本大会には、日本国内8チームが出場。花園でベスト4(桐蔭、国栃、常翔、仰星)の4チーム、予選会優勝チームと地元九州から推薦枠1チーム(おそらく東福岡)、
残り3チームの選抜方法に関しては明確に規定されてないが、予選会で好成績を
収めたチームや春の選抜大会でベスト4に入ったチームの中から推薦されている。
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いずれにしても出場する8チームは高校トップレベルのチームです。
花園と裏花園、両方から目が離せないで仕事が手につかないTadでした。
(2025.1.3更新)
【ラグビー大学選手権準決勝】
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本日、正月2日国立競技場では大学選手権準決勝の2試合が行われました。
帝京、早稲田、明治の関東の3校に関西の京産大の4チーム。
第一試合の帝京大学VS明治大学から見てみましょう
【帝京大学34 VS 26 明治大学】
対抗戦グループ2位の帝京大学と同じく3位の明治大学の戦い。
今年の帝京はやや失点が多く、下位チームとの対戦においてもトライを許すといった
試合内容で例年の圧倒的な強さは感じられない。
一方、明治はシーズンでの帝京との対戦で後半だけ見れば21-15と勝っているものの前半での失点があまりにも大きく28-48と敗戦している。
この試合、両チームにとって“試合への入り“が勝敗を分けるポイントとなりそう。
先手を取ったのは帝京大学であった。試合開始5分、ラインアウトからアタックを仕掛け
トライを奪った。さらにその10分後にもトライを奪い14-0、明治も前半20分に差し掛かるところでトライを返し5-14、さらに30分過ぎトライを追加し12-14でハーフタイム。前半だけ見るとお互いのゲームへの入りは悪くない。
1試合に2回ある“試合への入り” 後半開始から20分 どちらが先手を取り
ゲームの主導権をとるか。
後半先にトライをとったのは帝京。後半開始4分にトライをとるとさらに2トライを追加し、後半20分までに3トライを奪った形となり31-12.後半34分には明治の反則で得たペナルティーキックを決め34-12。
突き放されたくない明治は、取られたらすぐに取り返す。後半35分トライを奪いゴールも成功し、19-34。それでも2トライ2ゴールでも追いつかない点差。
ゲームマネージメントにおいても帝京の方が一枚上という印象を受けた。
試合終了間際、明治も意地ののトライを奪いましたが時すでに遅し。
最終スコアは、34-26で帝京大学が勝利し、1月13日の決勝戦にコマを進めた。
【京都産業大学 19 VS 31 早稲田大学】
京産大は関西リーグで天理大、関西学院に黒星を喫し、2位で大学選手権に出場。
一方の早稲田大学は、対抗戦グループ全勝で1位通過で大学選手権に出てきた。
シーズンの成績だけ見れば、早稲田有利ですが京産大は青学大を66-7、関東リーグ戦グループの覇者である大東文化大学を59-12の大差で破ってこの準決勝に進出。
チーム力が上がってきている。
特に留学生選手のポルテレ選手とフナキ選手の“目黒コンビ”の破壊力はすさまじい。
特にポルテレ選手は120㎏近い体格にもかかわらずランニングスキルも高く
1年生の時はウイングで出場していたほどです。
早稲田のディフェンスは、この2人のパワフルランをどう止めるか。
試合が動いたのは試合開始早々の6分。早稲田のスピードあふれるアタックからトライ。
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5-0。さらに前半15分またしても早稲田のトライ。キックも決まり7点。
前半20分までに12-0とした。
前半23分には早稲田がトライを追加しキックも成功19-0。
前半30分過ぎ、早稲田は攻撃の手を緩めることなくトライを奪い26-0.
京産大は攻撃の歯車がかみ合っていない。アタックが単発になっているし
ミス、苦し紛れの反則が目に付く。
まるで関西リーグ戦で黒星を喫した関西学院戦の試合展開を見ているようだ。
前半は、結局早稲田のいいところばかりが目立つ試合展開で26-0で折り返す。
後半に入っても早稲田の勢いはそのまま。
後半最初にスコアしたのも早稲田。後半10分トライを重ね突き放しに入る。
京産大は、このトライ直後にメンバーの入替を行いポルテレ選手を下げる賭けに出た。
後半20分過ぎ、京産大はやっとの思いでトライを挙げゴールも決まり7-31として
さらに果敢なアタックを仕掛ける。
後半32分、36分と立て続けにトライを奪い19-31と追いすがるが無情にも
ノーサイドのホイッスルが鳴り、最終スコアは31-19で早稲田大学の勝利。
1月13日の決勝戦は、帝京大学VS早稲田大学となりました。
帝京は対抗戦グループ戦で早稲田に痛い敗北を喫しており、
その雪辱を晴らすには大学選手権決勝という最高の舞台が整いました。
対する早稲田はこの決勝戦で帝京を破り、真の大学チャンピオンの栄光を手にできるか。
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今から13日が待ち遠しいTadでした。
(2025.1.2更新)
【高校ラグビーベスト8出そろう! & 大学ラグビー準決勝】
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昨日、元旦の花園ではベスト8をかけた熱い戦いが行われました。
高校ラガーマンにとって、花園で正月を迎えるということはひとつの目標であり
夢でもあります。もちろんその先にある大きな目標は、“優勝”ですが。
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そんな熱い戦いのスコアをもう一度見てみましょう。
桐蔭学園 46 vs 0 山梨学院
国学院栃木 21 vs 5 京都工学院
大阪桐蔭 69 vs 0 倉敷
常翔学園 17 vs 10 天理
大分東明 41 vs 12 国学院久我山
東海大仰星 31 vs 5 報徳学園
東福岡 41 vs 28 茗渓学園
石見智翠館 95 vs 5 関商工
準々決勝の組み合わせは、試合後に行われた組み合わせ抽選会の結果、
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1月3日の対戦カードは次のようになりました。
大分東明 VS 常翔学園
東海大仰星 VS 東福岡
大阪桐蔭 VS 桐蔭学園
国学院栃木 VS 石見智翠館
いや~、どのカードも勝敗予想なんてつかない!
関東勢2、関西勢3、九州勢2、中国四国勢1
地域格差はそれほどみられませんが、やはり関西勢、九州勢の強さは光りますね。
大分東明は、初戦こそ少し硬さが見れましたが徐々に持ち前の爆発力が
発揮されて1日の国学院久我山戦ではエンジンがかかり圧勝という試合でした。
大阪桐蔭VS桐蔭学園の“桐蔭対決”にも注目。
学校名に同じ“桐蔭”と付いてますがまったくの無関係だそうです。
西の優勝候補の大阪桐蔭と東の優勝候補の桐蔭学園が維持とプライド、そして“桐蔭”という名前を書けた戦いにも注目!
国学院栃木と石見智翠館の戦いは、お互いにパワーを活かし大型FWを前に動かすラグビーでプレースタイルが似ていている。
相手の力強いアタックに反則をしないでどれだけ我慢できるかが勝敗のポイントに
なるでしょう。
準々決勝くらいになると各チーム優秀なキッカーがいるので、自陣での不用意な反則は
即失点につながります。
またペナルティーからのタッチキック→ラインアウトモールでの攻撃はでフェンスが非常に難しいので、反則の数をいかに減らしていくか。各チームのゲームプランにも注目したい。
2日はラグビー大学選手権の準決勝の2試合が行われます。
明治大学 VS 帝京大学
京都産業大学 VS 早稲田大学
この試合も予想は非常に難しい。
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下馬評の上では帝京大がやや有利というご意見が多いですが、帝京大は例年ほど
飛びぬけている感じがない。アタックは素晴らしいものがあり、一発でトライを取りきる
破壊力を持っています。一方、ディフェンスに関してはやや失点が多い気がします。
特に試合開始20分以内の失点、終了間際の失点が少し多いですね。
明治大学は、試合開始20分でどれだけ相手陣に入り込んで帝京大のディフェンスにプレッシャーをかけられるか。
私Tadが注目しているのは京都産業大学。リーグ戦では関西大と天理大に負けて2位でしたが、チーム状態は上がってきている。
ロックのフナキ選手、ナンバー8のポルテレ選手は、高校時代から注目している選手で
共に見違えるくらいサイズアップしてます。
ポルテレ選手は120㎏近い体重を持ちながら走力もあり、京産大1年次はウイングをやるほどのスピードランナーです。
この2人の目黒コンビがパワフルなランで早稲田のディフェンス網を突破すると予想してます。
私Tadは正月2日、明日3日もお仕事ですが、お仕事どころではない
2日間になりそうです。
それでは、みなさんいいお正月休暇をお過ごしください。
【第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称:HANAZONO)二回戦】
12月27日 いよいよ待ちに待った全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称:花園)が東大阪の花園ラグビー場で開幕しました。
全出場校51校。51校には51通りの熱いストーリーがある。
そんな熱い高校ラガーマンの戦いが繰り広げられます。
27日、28日で一回戦を行い、今日30日はシード校13校が登場する二回戦が
行われました。
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【30日の試合】*太字が勝者
桐蔭学園 48 VS 7 流経大柏
高鍋 26 VS 26 大分東明 (引き分け抽選の結果大分東明が3回戦へ)
東海大仰星 14 VS 10 佐賀工業
大阪桐蔭 44 VS 12 長崎北陽台
常翔学園 81 VS 14 高知中央
尾道 0 VS 23 石見智翠館
山梨学院 38 VS 7 秋田工業(山梨学院は古豪秋田工業を破り初の3回戦進出)
明和県央 3 VS 59 国学院栃木
倉敷 65 VS 7 近大和歌山
盛岡工業 0 VS 86 茗渓学園
東海大静岡湘洋 14 VS 24 関商工
国学院久我山 32 VS 5 日本航空石川
中部大春日丘 7 VS 15 京都工学院(シード校中部大春日丘敗れる)
目黒学院 12 VS 28 報徳学園 (シード校目黒学院敗れる)
東福岡 47 VS 3 光泉カトリック
天理 36 VS 8 昌平
しかし2回戦のカードはどれも好カード。
京都工学院VS中部大春日丘の試合は、まさに死闘。
ノーシードの京都工学院がシード校の中部大春日丘を15-7で破るシード校越えを
やってのけました。
さて、ほかの試合はどうなったでしょうか?
注目の試合を中心に見ていきましょう。
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高鍋 26 VS 26 大分東明(引き分け抽選の結果大分東明が3回戦へ)
九州勢同士の顔合わせ。大分東明は東福岡を破って九州大会を制し波に乗っている。
しかし試合が始まると予想外の展開となり高鍋の強力FWが大分東明にプレッシャーをかけ続け前半は21-19でリードを奪って折り返す。後半最初のトライは高鍋。シンビンで一人少ない高鍋がモールで押し込みトライ。26-19とする。
ただ九州王者の大分東明も反撃。後半25分、オフロードパスがつながりトライ。
試合終了が迫る中で26-26に追いついた。
試合はこのまま同点でノーサイド。
抽選の結果、大分東明が3回戦にコマを進める結果となりました。
東海大仰星 14 VS 10 佐賀工業
東海大仰星VS佐賀工業。このチームが2回戦で激突するのかぁ~
どちらが勝っても不思議ではない。両チーム力が拮抗している。
佐賀工業は1回戦で非常に苦戦して辛勝していますが、悪いところが全部出た感じがします。もともと実力も大舞台での経験も豊富なチームですので、この試合までにはしっかり
修正してくるでしょう。
Tadが昨年から注目している選手は、佐賀工の2年生ウイングの内田選手。
一言でいうとウイングらしいウイング。スピードで相手ディフェンスを置き去りにできる
ラン能力。また走るコース取りが抜群に上手い。
九州のスピードスターが今年も花園を駆け抜けるか。
試合は両チームディフェンス力が光るロースコアの展開。
前半は3-0と佐賀工がリードして折り返す。後半最初のトライは佐賀工が奪い10-0とリードした。東海大仰星はインターセプトからトライを奪い7-10として佐賀工にプレッシャーをかける。そして佐賀工陣内に入ったところでのマイボールラインアウトからモールで押し込み14-10と逆転に成功した。東海大仰星はノーサイド間際、佐賀工の猛攻を耐えしのいでノーサイド。東海大仰星がシード校の貫録を見せた。
目黒学院 12 VS 28 報徳学園
Tadが一番注目しているのは、目黒学院VS報徳学園の試合。
目黒には昨年の花園で大フィーバーを巻き起こした『怪物ロケティー』がいます。
2年生が中心のチームでタレント揃いの目黒学院は選抜大会ベスト8の勢いのままこの花園に乗り込んだという印象を受けます。
前半風上の報徳学園はキックを使ってくると思いきや華麗なBK攻撃で目黒の出足が鈍ったところを見逃さずトライを立て続けに重ねた。
報徳学園は前半なんと4トライを奪い28-0で折り返した。
サイドが変わり風上の目黒は大型FWを当てて前進したいが大事な場面でのミスが目立ち
なかなか前に出れない。
後半24分ロケティー選手が持ち出しようやくトライ。7-28.
その後ノーサイド直前にラインアウトモールからトライを奪い14-28.
しかし時すでに遅し。無情にもノーサイドのホイッスルが鳴った。
この試合、報徳学園の鋭く前に出るディフェンスと深めのアタックラインから仕掛ける
スピードに乗ったアタックが光った。
【3回戦組み合わせ】
★桐蔭学園 VS 山梨学院
★国学院久我山 VS ★大分東明
京都工学院 VS ★国学院栃木
★東海大仰星 VS 報徳学園
★大阪桐蔭 VS 倉敷高校
★東福岡 VS ★茗渓学園
★常翔学園 VS ★天理
関商工 VS ★石見智翠館
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ベスト16の顔ぶれをみると、★印のシード校が11チーム残ってます。
ノーシード校は1試合多く消化しているため体力の消耗度はシード校に比べて
大きくなります。
また地域別でみると、関東5、関西6、中部1、中国四国2 九州2となっており
地域格差は緩和されてきてますね。
さて、三回戦 私Tadの注目カードは、国学院久我山VS大分東明。
大分東明は2回戦で高鍋高校と26-26の引き分け。抽選の結果3回戦にコマを進めた。
勝ち運をもってるチーム。九州大会の時の爆発力はまだ花園ではなりを潜めている。
この試合で爆発するか。伝統校国学院久我山が固いディフェンス力で大分東明の留学生を止めることが出来るか。
またノーシードから勝ち上がってる名門京都工学院(旧伏見工)は関東の強豪国学院栃木と対戦。がっぷりよつの試合になりそう。両チーム強いタックルが持ち味のチーム。
どちらが“鬼のタックル”を突き刺すことができるか。
両校の応援合戦にも注目!
初の3回戦進出のノーシードの山梨学院にも注目。
長年山梨県では日川高校が飛びぬけてましたがその牙城を昨年、山梨学院が崩し今年も2年連続で花園出場を決めた。1回戦青森山田を43-0とシャットアウト、2回戦も古豪秋田工業を38-7で撃破。勢いのまま王者桐蔭学園にチャレンジする。
新年早々、1月1日元旦は見逃せない試合ばかり。
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