ラストチャンスレガッタ最新情報
《速報》日本は、女子 49erFX 級、混合 Nacra17 級、国枠獲得でフレンチオリンピックウィーク兼ラストチャンスレガッタ終了
https://tabitojapan.com/lastchancegaletta-5/
《速報》男子 iQFOiL 級・富澤慎選手優勝で決めた5度目の五輪出場!!女子 49erFX 級、混合 Nacra17 級はメダルレースへ進出!
https://tabitojapan.com/lastchancegletta-4/
男子 iQFOiL 級 富澤 慎選手が決勝シリーズ進出!女子 49erFX 級、混合 Nacra17 級は国枠圏内を維持
男子 iQFOiL 級のスタート
© Sailing Energy / Semaine Olympique Française
公益財団法人日本セーリング連盟発表のラストチャンスレガッタ最新情報をお届けします。(2024年4月25日発表内容を転載)
フランス・イエールで開催中の「フレンチオリンピックウィーク兼ラストチャンスレガッタ(国枠選考大会)」。パリ大会から新しく導入されたカイトボード種目と、制式艇が東京大会までのRS:X級から水中翼装備のiQFOiL級に変更されたウインドサーフィン種目は、本日が予選の最終日でした。日本は男子iQFOiL級の富澤慎選手が上位10艇による決勝シリーズへ進出。現地時間の25日、準々決勝→準決勝→決勝というノックアウト方式で国枠獲得を目指します。
残念ながら、女子iQFOiL級、男女のFormula Kite級はパリ大会への出場国権利を獲得することができませんでした。
そのほかの種目は現地時間25日が予選最終日、26日に決勝(メダルレース)が行われる予定です。男女混合Nacra17級の飯束潮吹/西田カピーリア桜良組は暫定3位(国順3番目)、女子49erFX級の田中美紗樹/永松瀬羅組は暫定6位(国順4番目)で国枠圏内をキープしています。
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【選手コメント】
須長由希選手(女子iQFOiL級総合15位)
「一つ一つのレースを見れば成長している部分もありますが、世界のレベルも上がっており、自分がそれに追いつけなかったというのが一番悔しいです。競技生活25年、本当に長く応援していただいた会社や周りの方々には感謝しています。幸せな競技人生でした。日本の女子のレベルが(パリ大会に向けて始動した当初より)世界の中で落ちてしま
っていることが(気がかり)…、世界のレベルにどう追いつくかということに経験を活かせればいいなと思っています」
新嶋莉奈選手(女子iQFOiL級総合17位)
「望んできた結果ではありませんでした。(増量で体調を崩したこともあり)今回でこの艇種は最後と決めていたので、ふがいない結果になってしまい、応援してくださった方々に申し訳なく思います。絶対にオリンピックに行けると信じていたので、まだ信じられない気持ちで夢だったらいいなと思うのですが、これが現実です。これまでの人生で、一番辛いことも一番嬉しいこともiQFOiLが経験させてくれました。スポンサーの皆さま、コーチ、トレーナー、両親、特に母親は体調を崩してからの後半はずっと遠征に帯同してくれ、制限のある私のために食事を作ってくれました。そうしたサポートがなければ昨年の夏でキャンペーンは終わっていたと思うので本当に感謝しています。この経験を糧に、もっともっと強い人間になりたいと思います」
大西富士子(女子iQFOiL級総合20位)
「RS:XからiQFOiLに艇種が変更され、(乗りこなすために)増量するのが一番大変でした。8キロ増やし、スピードは出るようになりましたが、海外勢には追いつけませんでした。でもできることは全部やりきったと思います。スポンサーや応援してくださった方々のおかげでここまで来ることができました。ありがとうございました」
池田健星選手(男子iQFOiL級総合18位)
「国枠を自力で獲れなかったのは本当に悔しいです。フルタイムで4年間キャンペーンに臨むことができ、自信も持っていたのですが目標には届きませんでした。一旦整理して次の目標に繋げていけたらと思います。まずはコーチ、家族、スポンサーの皆さまお一人ずつに感謝の気持ちを伝えていきます」
倉持大也選手(男子iQFOiL級総合40位)
「一次選考の世界選手権が終わった時点で逆転が難しい位置にいました。自分が想像していたような終わり方ではなかったですが、ここまで続けさせてくれたたくさんの方々に感謝したいと思います」
【大会概要】
大会名:French Olympic Week / Last Chance Regatta
開催地:フランス・イエール
期 間:2024年4月20日~27日(ラストチャンスレガッタは26日が最終日予定)
公式サイト:https://sof.ffvoile.fr/
成績表:https://sof.ffvoile.fr/official-notice-board/
【成績】
■男子 49er 級(12 レース終了時)
1 位:Jakob MEGGENDORFER/ Andreas SPRANGER(ドイツ)
2 位:Max STINGELE/Linov SCHEEL(ドイツ)
3 位:Fabian RIEGER/Tom HEINRICH(ドイツ)
11 位:古谷 信玄/高柳 彬(株式会社エス・ピー・ネットワーク)
26 位:嶋倉 照晃/上園田 心太浪(早稲田大学/佐賀県ヨット連盟・SAGA MIRAI プロジェクトクト JV)
■女子49erFX級(12レース終了時)
1 位:Aleksandra MELZACKA/Sandra JANKOWIAK(ポーランド)
2 位:Gabriela CZAPSKA/Hanna RAJCHERT(ポーランド)
3 位:Ronja GRÖNBLOM/Veera HOKKA(フィンランド)
6 位:田中 美紗樹/永松 瀬羅(株式会社豊田自動織機)
10 位:松苗 幸希/畑山 絵里(株式会社建新)
17 位:市橋 愛生/後藤 凛子(早稲田大学/青山学院大学)
■男子 Formula Kite(14 レース終了時)
1 位:Connor BAINBRIDGE(イギリス)
2 位:Maksymilian ZAKOWSKI(ポーランド)
3 位:Jan MARCINIAK(ポーランド)
37 位:岩城 拓海
■女子 Formula Kite(14 レース終了時)
1 位:Elena LENGWILER(スイス)
2 位:Julia DAMASIEWICZ(ポーランド)
3 位:Izabela SATRJAN(ポーランド)
21 位:梶原 紗希(株式会社アーク不動産・CARPE DIEM HIROO・ダイナアシスト株式会社)
■男子 iQFOiL 級(12 レース終了時)
1 位:Noah LYONS(アメリカ)
2 位:Rytis JASIUNAS(リトアニア)
3 位:Ching Yin CHENG(香港)
6 位:富澤 慎(トヨタ自動車東日本株式会社)
18 位:池田 健星(三重県スポーツ協会)
40 位:倉持 大也(佐賀県スポーツ協会)
■女子 iQFOiL 級(12 レース終了時)
1 位:Katerina SVIKOVA(チェコ)
2 位:Anastasiya VALKEVICH(個人参加*)
3 位:Merve VATAN(トルコ)
15 位:須長 由季(ミキハウス)
17 位:新嶋 莉奈(エリエール)
20 位:大西 富士子(株式会社ホマレ電池)
*ロシアまたはベラルーシ出身の選手が個人として参加
■女子 ILCA6 級(6 レース終了時)
1 位:Marilena MAKRI(キプロス)
2 位:Ebru BOLAT(ルーマニア)
3 位:Sofiia NAUMENKO(ウクライナ)
15 位:冨部 柚三子(福井総合病院/大阪体育大学)
26 位:山本 佑莉(岡山県牛窓海洋スポーツ振興会)
29 位:ハムリン たりあ(カリフォルニアパシフィックチャータースクール LA)
■男子 ILCA7 級(7 レース終了時)
1 位:Jeemin HA(韓国)
2 位:Karl-Martin RAMMO(エストニア)
3 位:Khairulnizam MOHD AFENDY(マレーシア)
12 位:鈴木 義弘(明治安田生命)
15 位:黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
25 位:瀬川 和正(鳥取県米子産業体育館)
■男女混合 Nacra17 級(12 レース終了時)
1 位:Natacha Violet SAOUMA-PEDERSEN/Mathias BRUUN BORRESKOV(デンマーク)
2 位:Alican KAYNAR/Beste KAYNAKÇI(トルコ)
3 位:飯束 潮吹/西田カピーリア 桜良(株式会社エス・ピー・ネットワーク/関西大学)
13 位:渡部 雄貴/植田 実(瀬戸内ジョイクルーズ株式会社)
今大会で獲得できる種目別の国枠数は以下のとおりです(日本に関係する途上国枠*1を
含む)。出場国枠を獲得できた場合、一次選考*2と二次選考(今大会)の総合成績を加算し最もポイントの少ない選手が代表に内定します。
■男子スキフ種目49er級:4カ国*1
■女子スキフ種目49erFX級:5カ国*1
■男子カイトボード種目 Formula Kite 級:5 カ国
■女子カイトボード種目 Formula Kite 級:5 カ国
■男子ウインドサーフィン種目 iQFOiL 級:5 カ国
■女子ウインドサーフィン種目 iQFOiL 級:5 カ国
■男子ディンギー種目ILCA7級:3カ国
■女子ディンギー種目ILCA6級:3カ国
■男女混合マルチハル種目Nacra17級:4カ国*
当記事の情報発行元:公益財団法人日本セーリング連盟
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