スポーツ最新記事

《速報》男子 iQFOiL 級・富澤慎選手優勝で決めた5度目の五輪出場!!女子 49erFX 級、混合 Nacra17 級はメダルレースへ進出!

フランス・イエールで開催中、ラストチャンスレガッタ現地時間25日の速報が、公益財団法人日本セーリング連盟より、入りましたので、下記に掲載いたします。(公式発表内容転載 2024年4月26日9:00)

55th Semaine Olympique Française – Toulon Provence Méditerranée. With two regattas: Qualified Nations and The Last Chance Regatta
© Sailing Energy / Semaine Olympique Française
25 April, 2024

準決勝進出を決めた iQFOiL 級の富澤選手
© Sailing Energy / Semaine Olympique Française

フランス・イエールで開催中の「フレンチオリンピックウィーク兼ラストチャンスレガッタ(国枠選考大会)」。
男子ウインドサーフィン種目iQFOiL級の富澤慎選手は、現地時間25日に行われたノックダウン式のメダルシリーズ(決勝シリーズ)で優勝し、日本は5カ国に与えられるパリ2024オリンピックへの国別出場権を獲得しました。
暫定6位で準々決勝(4~10位が参加)に挑んだ富澤選手。ここで2番までに入れば総合5位が確定します。
スピードに乗った良いスタートを切ると、トップ艇団でマークを回りギリシャに続いてフィニッシュ。
準決勝進出を決めました。国枠に届いた喜びを爆発させた富澤選手は、準決勝(準々決勝上位2艇+暫定2~3位が参加)を1位通過、決勝(準決勝上位2艇+暫定1位が参加)でもトップでフィニッシュラインを切り、優勝で大会を締めくくりました。
富澤選手は2008年の北京大会で初めてのオリンピックを経験し、2012年のロンドン大会、2016年のリオ大会、2021年開催の東京大会に連続出場しています。

ラストチャンスガレッタ最新情報
https://tabitojapan.com/lastchancegaletta-5/

【PR】
2024年6月よりTABITO YOUTUBE本格稼働!
~暮らしを彩るウェルネス・スポーツの話題~
スポンサー大募集中!

 

【選手コメント】

富澤慎選手(男子iQFOiL級優勝)
「率直に国枠が取れて本当に良かったです。今回のレースは格上の選手との戦いだったので、作戦なんて立てる余裕はなく、とにかくベストを尽くすだけというつもりでやりました。(東京大会までの)RS:X級は比較的簡単に出場国枠が獲れていましたが、今回は本当にギリギリ、ギリギリ獲れない状況だったところをギリギリ獲れたので、本当に嬉しかったです。今回は家族にも無理じゃないかと言われていたので『パパ獲っていたぞ!』と報告します。
今回、優勝することができて、頑張れば意外と良いところへ行けるのではないかということが見えてきたので、今後、(パリ本番まで)もがけるところまでもがいてみようと思います。新艇種になってからなかなか成績が出ず、それでもずっと応援してくださった所属企業にはお礼を申し上げたいです」

55th Semaine Olympique Française – Toulon Provence Méditerranée. With two regattas: Qualified Nations and The Last Chance Regatta
© Sailing Energy / Semaine Olympique Française
25 April, 2024


初日から国枠獲得圏内を維持していた女子49erFX級の田中美紗樹/永松瀬羅組と、男女混合Nacra17級の飯束潮吹/西田カピーリア桜良組は、いずれも上位10艇が進むメダルレース(決勝レース)への進出を決めました。暫定6位の田中/永松組は、国別ではポーランド、フィンランド、ドイツに次ぐ4番目に位置しており、7位のシンガポールとは20点以上の差があります。メダルレースは得点が倍になりますが、シンガポールには逆転のチャンスがないため、ほぼパリへの切符を手中に収めました。一方、デンマーク、トルコ、ベルギーに次ぎ暫定4位の飯束/西田カピーリア組は、5位のカナダと3ポイントとしか離れていないため、緊張を強いられるメダルレースになりそうです。メダルレースは現地時間の26日に行われます。田中/永松組と松苗由希/畑山絵里組の2チームが出場する女子49erFX級は11時40分、混合Nacra17級は12時20分スタート予定です。
なお、男子49er級、女子ILCA6級、男子ILCA7級はメダルレースに届かず、オリンピックの出場国権利を獲得することはできませんでした。

【大会概要】

大会名:French Olympic Week / Last Chance Regatta
開催地:フランス・イエール
期 間:2024年4月20日~27日(ラストチャンスレガッタは26日が最終日予定)
公式サイト:https://sof.ffvoile.fr/
成績表:https://sof.ffvoile.fr/official-notice-board/

【PR】
2024年6月よりTABITO YOUTUBE本格稼働!
~暮らしを彩るウェルネス・スポーツの話題~
スポンサー大募集中!

【成績】

■男子 49er 級(15 レース終了時)
1 位:Jakob MEGGENDORFER/ Andreas SPRANGER(ドイツ)
2 位:Yannick LEFÈBVRE/Jan HEUNINCK(ベルギー)
3 位:Marco SOFFIATTI GRAEL/Gabriel SILVA SIMOES(ブラジル)
12 位:古谷 信玄/高柳 彬(株式会社エス・ピー・ネットワーク)
23 位:嶋倉 照晃/上園田 心太浪(早稲田大学/佐賀県ヨット連盟・SAGA MIRAI プロジェクトクト JV)

■女子49erFX級(15レース終了時)
1 位:Aleksandra MELZACKA/Sandra JANKOWIAK(ポーランド)
2 位:Ronja GRÖNBLOM/Veera HOKKA(フィンランド)
3 位:Gabriela CZAPSKA/Hanna RAJCHERT(ポーランド)
6 位:田中 美紗樹/永松 瀬羅(株式会社豊田自動織機)
10 位:松苗 幸希/畑山 絵里(株式会社建新)
17 位:市橋 愛生/後藤 凛子(早稲田大学/青山学院大学)

■男子 Formula Kite(総合成績)
1 位:Connor BAINBRIDGE(イギリス)
2 位:Maksymilian ZAKOWSKI(ポーランド)
3 位:Jan MARCINIAK(ポーランド)
37 位:岩城 拓海

■女子 Formula Kite(総合成績)
1 位:Elena LENGWILER(スイス)
2 位:Julia DAMASIEWICZ(ポーランド)
3 位:Izabela SATRJAN(ポーランド)
21 位:梶原 紗希(株式会社アーク不動産・CARPE DIEM HIROO・ダイナアシスト株式会社)

■男子 iQFOiL 級(総合成績)
1 位:富澤 慎(トヨタ自動車東日本株式会社)
2 位:Noah LYONS(アメリカ)
3 位:Vyron KOKKALANIS(ギリシャ)
18 位:池田 健星(三重県スポーツ協会)
40 位:倉持 大也(佐賀県スポーツ協会)

■女子 iQFOiL 級(総合成績)
1 位:Katerina SVIKOVA(チェコ)
2 位:Barbora SVIKOVA(チェコ)
3 位:Johanna HJERTBERG(スウェーデン)
15 位:須長 由季(ミキハウス)
17 位:新嶋 莉奈(エリエール)
20 位:大西 富士子(株式会社ホマレ電池)

■女子 ILCA6 級(9 レース終了時)
1 位:Ebru BOLAT(ルーマニア)
2 位:Marilena MAKRI(キプロス)
3 位:Tatiana DROZDOVSKAYA(個人参加*)
15 位:冨部 柚三子(福井総合病院/大阪体育大学)
26 位:山本 佑莉(岡山県牛窓海洋スポーツ振興会)
29 位:ハムリン たりあ(カリフォルニアパシフィックチャータースクール LA)
*ロシアまたはベラルーシ出身の選手が個人として参加

■男子 ILCA7 級(10 レース終了時)
1 位:Jeemin HA(韓国)
2 位:Karl-Martin RAMMO(エストニア)
3 位:Khairulnizam MOHD AFENDY(マレーシア)
17 位:鈴木 義弘(明治安田生命)
21 位:黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
25 位:瀬川 和正(鳥取県米子産業体育館)

■男女混合 Nacra17 級(15 レース終了時)
1 位:Natacha Violet SAOUMA-PEDERSEN/Mathias BRUUN BORRESKOV(デンマーク)
2 位:Alican KAYNAR/Beste KAYNAKÇI(トルコ)
3 位:Lucas CLAEYSSENS/Eline VERSTRAELEN(ベルギー)
4 位:飯束 潮吹/西田カピーリア 桜良(株式会社エス・ピー・ネットワーク/関西大学)
13 位:渡部 雄貴/植田 実(瀬戸内ジョイクルーズ株式会社)
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】

今大会で獲得できる種目別の国枠数は以下のとおりです(日本に関係する途上国枠*1を含む)。
出場国枠を獲得できた場合、一次選考*2と二次選考(今大会)の総合成績を加算し最もポイントの少ない選手が代表に内定します。
■男子スキフ種目49er級:4カ国*1
■女子スキフ種目49erFX級:5カ国*1
■男子カイトボード種目 Formula Kite 級:5 カ国
■女子カイトボード種目 Formula Kite 級:5 カ国
■男子ウインドサーフィン種目 iQFOiL 級:5 カ国
■女子ウインドサーフィン種目 iQFOiL 級:5 カ国
■男子ディンギー種目ILCA7級:3カ国
■女子ディンギー種目ILCA6級:3カ国
■男女混合マルチハル種目Nacra17級:4カ国*1

*1途上国枠とは、過去2大会の五輪への出場権利をセーリング世界選手権またはクラス別世界選手権で獲
得でなかった国を指す
*2一次選考の結果については別紙をご覧ください。

【PR】
2024年6月よりTABITO YOUTUBE本格稼働!
~暮らしを彩るウェルネス・スポーツの話題~
スポンサー大募集中!

【別紙】

当記事の情報発行元:公益財団法人日本セーリング連盟

【PR】
2024年6月よりTABITO YOUTUBE本格稼働!
~暮らしを彩るウェルネス・スポーツの話題~
スポンサー大募集中!

コメント



タイトルとURLをコピーしました