いよいよ、「TABITOラグビーワールドカップ2023フランス大会特集」始まります!(現在プレオープン中。9月1日よりスタート!)
日本のみならず、海外でもすでに注目国や出場を期待される各国選手の話題で盛り上がっているようです。
これから2か月半に渡って、スポーツファンライターTAD(タッド)の進行のもと「TABITOラグビーワールドカップ2023フランス大会特集」が展開されます。
早速ですが、ワールドカップ開催を前に、すでにグループ分け(プールA~D)と各プールの初戦の組み合わせが発表されていることを受け、プール別の初戦の行方や注目国など、TADにその見どころを教えてもらいます。
TADプロフィール
高校、大学でラグビーを経験。卒業後NZのクラブをはじめ世界4ヵ国でプレー。
現在はファン目線でラグビーを観戦。強豪国から今後が楽しみなラグビー途上国にも注目して
一般の方たちにもわかりやすくラグビーの楽しさと魅力を伝えたいと思います。
【PR】1CHから登録可能!スカパー!でラグビーワールドカップ2023を観戦!
プールA
プールAは、順当に行けばニュージーランドと開催国フランスが予選突破は濃厚。
その2か国に対し、6か国対抗戦で力をつけてきたイタリアがどこまで食い下がれるか。
ウルグアイは、南米で着実に力をつけてきており、前回の日本大会ではフィジーを相手に03年大会以来の勝利をあげた。近年はプロ選手も増えており前回以上の力を発揮し、格上相手に持ち前のランニングラグビーで勝利できるか。
ナミビアはアフリカ大陸では南アフリカ・ジンバブエに次ぐ強豪国。
近年特に7人制ラグビーで力を発揮している。
驚異的なランニングスキル、変則的なステップで第二のフィジーになれるか注目。
順位は別として僕個人的な注目ゲームは、『イタリアvsウルグアイ』
プールA |
出場国 |
世界ランキング |
ニュージーランド | 3 | |
フランス | 2 | |
イタリア | 14 | |
ウルグアイ | 17 | |
ナミビア | 21 |
プールA :9/9 【フランスvs ニュージーランド】
開幕ゲームから事実上の決勝戦前哨戦ともいえる好カード。
勝った方がそのままの勢いで決勝まで行きそう。
フランスのハーフ団(ディユポン選手とヌタマック選手)の動きに注目。
9/21【イタリアvs ウルグアイ】
ウルグアイが格上のイタリア相手にどこまで食い下がれるか。
ブールB
南アフリカ、アイルランド、スコットランドの三つ巴の戦いが予想される。この参加国のうち1か国が予選敗退となる。フィジカルを活かしたパワーラグビーで勝負出来たら南アフリカが有利。
この3か国は、下位チームに勝つことは絶対条件でさらにボーナスポイントを獲得することを求められる。カギを握るのは、下位チームのトンガとルーマニア。
トンガと南アフリカのフィジカルの強さを前面に出した真っ向勝負は見もの。
注目カード 【南アフリカvsトンガ】
【スコットランドvsアイルランド】
プールB |
出場国 |
世界ランキング |
南アフリカ | 4 | |
アイルランド | 1 | |
スコットランド | 5 | |
トンガ | 15 | |
ルーマニア | 19 |
プールB:9/11 【南アフリカvsスコットランド】
この試合の勝敗が、アイルランドの決勝ラウンド進出にも大きな影響を与える試合。
スコットランドは、今までチームを支えてきたFBスチュアート・ホックの穴を埋められるかが課題。
9/24 【南アフリカvs アイルランド】
このプール、南アフリカ、スコットランド、アイルランドは実力伯仲。
直接対決を制したチームが決勝ラウンドに駒を進める。
6か国愛抗戦の覇者アイルランドと、南半球の強豪南アフリカとの一戦。
10/8 【アイルランドvs スコットランド】
6か国対抗戦の覇者アイルランドに対して3位のスコットランドの戦い。
アイルランドは6か国対抗戦の勢いをそのまま維持できるか、スコットランドはこの大舞台で6か国対抗戦の借りを返せるか。
【PR】世界トップクラスの カタール航空で行くヨーロッパ旅行
プールCの注目点
このグループはウェールズとオーストラリアが決勝に進む可能性が高い。だが、侮れないのがフィジー。独特のステップ、自由自在なパスワーク。
フィジアンマジックがさく裂すると上位のウェールズ、オーストラリアにも
勝負できる。
ヨーロッパチャンピオンシップ(6か国対抗戦の下部リーグ的地位)で優勝した
ジョージア。圧倒的なフィジカル、フランスのプロ14リーグで活躍する選手も多く
実力は6か国対抗戦の下位チームに匹敵する。
また同じくヨーロッパチャンピオンシップの準優勝国であるポルトガルも
フランスのプロ14でプレーする選手が多い。
今年3月に行われたヨーロッパチャンピオンシップの決勝(31-11でジョージア勝利)の
再戦。
注目ゲーム 【ウェールズvsオーストラリア】
【ジョージアvsポルトガル】
プールC |
出場国 |
世界ランキング |
ウェールズ | 9 | |
オーストラリア | 7 | |
フィジー | 13 | |
ジョージア | 11 | |
ポルトガル | 16 |
プールC:9/25 【ウェールズvsオーストラリア】
勝った方が1位通過の可能性が大きい大一番。
名称エディージョーンズヘッドコーチ率いるオーストラリアがわずかに有利か。
10/1 【フィジーvsジョージア】
決勝ラウンドに進むことはほぼ絶望的な両チーム。
しかしフィジカルラグビーのジョージアとフィジアンマジックと呼ばれるランニングラグビーのフィジーとの戦術がかみ合わない同士の一戦。
プールDの注目点
我らがJAPANが戦うプールD
イングランドが実力的には頭一つリードしているが、混戦が予想されるプール。
JAPANが決勝ラウンドに進む条件として、イングランド以外には絶対に勝つ。
チリ、サモアにはボーナスポイントを獲得する。
非常に厳しい条件ではあるが可能性は決して低くない。
このプールで特に要注意はアルゼンチン。
アルゼンチンは南米の雄で、毎大会で結果を出している。
先日もオーストラリア代表を相手に34-31と大接戦をものにして金星を手にしている。
U20の世界大会であるワールドラグビーU20チャンピオンシップ2023でも
U20日本代表は、U20アルゼンチン代表に20-45で敗北。
JAPANが決勝ラウンドに進出するカギはアルゼンチンとの一戦にかかっているといっても過言ではない。
プールD |
出場国 |
世界ランキング |
イングランド | 6 | |
日本 | 10 | |
アルゼンチン | 8 | |
サモア | 12 | |
チリ | 22 |
プールD:10/8 【日本vs アルゼンチン】
両チーム決勝ラウンド進出のためには絶対に負けられない一戦。
アルゼンチンは今年に入りチーム状態が上がっており、オーストラリアに敵地で勝利。一方、日本代表はオールブラックスの予備軍であるオールブラックス15連敗。
チーム状態だけでみればアルゼンチンがやや有利。
日本代表は最終兵器のテビタ・タタフ選手の復活に期待。
【PR】1CHから登録可能!スカパー!でラグビーワールドカップ2023を観戦!
コメント