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大好評!TADレビュー!(その3)ちょっと早すぎる得点ランキング(第1週終了時)&【RWC2023第1週のまとめ】

TABITOラグビーワールドカップ2023特集の案内人のTADから、早くも大会第1週目の振り返りの記事が届きました!あっという間に人気記事を連発しているTADであります。
知れば知るほど面白くなる!ぜひ今回のラグビーワールドカップは、TADの更新情報もお見逃しなく♪

ちょっと早すぎる得点ランキング(第1週終了時)

まだ始まったばかりやんか~って言われそうですけど、とりあえず第1週を終了した時点での得点ランキングを見てみましょう!

1位:ジョージ・フォード(イングランド)27得点
2位:ベン・ドナルドソン(オーストラリア)25得点
3位:ジョナサン・セクストン(アイルランド)24得点
4位:トンマーゾ・アラン(イタリア)17得点
4位:トマラモス(フランス)17得点  

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 1位は何と言ってもイングランドの『スーパーブーツ』ジョージ・フォード選手。
アルゼンチン戦での27得点すべてが彼の右足から叩き出された。
どこからでも確実に決めてくるPG、ハーフウェイ付近から50mの超ロングドロップゴール。
元イングランド代表のスーパースタージョニー・ウィルキンソン選手の再来を思わせる正確無比のキックは今後も得点を重ねるでしょう。  
3位のジョナサン・セクストン選手の強みは、蹴れるし自らトライも奪えるアールラウンドプレーヤーということ。
トライを取りゴールも決めれば7点加点できますからね。
今大会を最後にアイルランド代表からは引退を宣言しているセクストン選手。 ワールドカップ優勝&得点王の称号を手に有終の美を飾ることができるか。  
4位のフランス代表トマラモス選手。彼のキックが開幕戦でのニュージーランドからの 大金星の原動力となった。
僕が注目する今大会で一気に世界のスターの仲間入りをしそうな期待の選手です。 フランスが優勝するためには、彼のキックは絶対不可欠なツール。

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さて、ここからは、【ワールドカップ第1週のまとめ】です。    

フランスVSニュージーランド(98日 プールA組)
  27  -  13  

98日、待ちに待ったラグビーワールドカップフランス大会が始まりましたね。 開幕戦では、地元フランスがニュージーランドを破るという波乱の幕開けとなりました。 フランス中は、この勝利で一気にワールドカップへとのめり込んだ。 さすが、フランスです。プレリュードはOK.決勝でこの両チームが再戦し、フランスが再度ニュージーランドを破り悲願の初優勝!ってフランス国民の妄想が手に取るようにわかりますね。はたしてそんなに簡単に行くかなぁ~?  

イタリアVSナミビア(9月9日 プールA組)   
  52
  - 8

翌日の9月9日は、2試合が行われました。 イタリアVSナミビアは、イタリアは強固なディフェンスを信条とするイタリアサッカーの『カテナチオ』を彷彿とさせる持ち味の整備されたディフェンスをみせ52-8でナミビアを封じ込めた。  

アイルランドVSルーマニア(9月9日 プールB組)  
   82
  -   8

  世界ランキング1位のアイルランドが11トライを奪い王者の貫禄を見せつけた試合。 ヨーロッパ最高と称されるSOのジョナサン・セクストン選手は、2トライ7Gを決める大活躍でした。さすがセクストン選手です!  

オーストラリアVSジョージア(9月10日 プールC組)   
     35  -   15

オーストラリアはジョージアの強力なフィジカルに苦しめらる場面もありましたが、35-15で勝利を収めた。しかしジョージアのフィジカルの強さは凄すぎる! 最後に自分たちの強みを活かしたかたちでトライを取り切っての敗北は必ず次につながります。今後の戦いに期待します。  

イングランドVSアルゼンチン(910日 プールD組)   
   27
  - 10

この試合、イングランドのゲームプランがぴったりはまった試合でした。 まさにこれがイングランドの勝ち方。 結果は27-10。イングランドがノートライながらPG6本、ドロップゴール3本で27得点を奪い快勝。 アルゼンチンは終了間際に意地で1トライを取るのが精一杯でした。 この試合、イングランドのスタンドオフのフォード選手の正確なキックにコントロールされた試合でした。 下のボールにチャレンジして反則したらPGで得点されるから、反則を恐れて下のボールへの働きかけが一歩遅れる。その事でイングランドはアルゼンチンの強力FWに対しボール争奪戦で優位に立って試合を進められた。 ちょうど陸上競技のスタートでフライングしてしまい、再スタート時に再度フライングする事を恐れスタートが一瞬遅れるのに似た状態ですね。 今大会から危険なプレーに対してのレフリングがより厳しくなったのも、イングランドにとって追い風となるか。 また、ハーフウェイ付近50mの距離からのドロップゴール。あれをやられたらアルゼンチンディフェンスは常にイングランドに対して前に出てプレスしなきゃならなくなり、そうすると今度はディフェンスの裏のスペースに蹴り込まれる。 まさにフォード選手によるコントロールされた試合と呼ぶに相応しい試合だった。 2015年のワールドカップ、日本代表がスコットランド代表にやられた試合を思い出した。あの時はスコットランドのレイドロー選手にゲームコントロールされた試合でした。 さあ、日本代表はこのイングランドに対してどのように戦うか楽しみです。

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日本VSチリ (910日 プールD組) 42 - 12

試合前半、予想外のチリ代表の強いスクラムと強いタックルに苦められた日本代表、7-7から前半30分にスクラムから左サイドを抜けトライ。 シンビンで1人少ないチリに対して日本代表はモールからトライをとり、21-7で折り返した。 後半はチリ代表に疲れが見えてそこを日本代表は見逃さなかった。 42-12でボーナスポイントも獲得した勝利。   チリのラグビーを初めて見ましたが、印象は強いタックルと強いスクラム。 アルゼンチンのラグビーに近い印象を受けた。今後が楽しみなチーム。 途中出張の34歳のイグナシオ.シルバ選手はU17のコーチも兼任してるようです。 素晴らしいジャッカルには感動しました。 気になったのは日本代表。 日本代表が取ったトライは、個々の力で取ったトライ。再現性には欠けるトライ。 チームとして相手ディフェンス網を崩して取ったトライではない。 ディフェンスももう一歩前で止めて欲しかった。次戦までに修正出来れば… 良かったのは、松田選手のキックの精度が高かったのは日本代表の収穫。

©JRFU

余談ですが、今回のチリ代表のスタメン15人の中に2組の双子の兄弟が出場してました。 ナンバー8のアルフォンソ・エスコバル選手とHOのディエゴ・エスコバル選手がFWのセンターラインを固める、またもう一組の双子、LOのクレメンテ・サアぺドラ選手とCTBのドミンゴ・サアぺドラ選手もそろって出場。 スーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビーというアメリカ大陸のプロリーグでレベルを上げてきたチリ代表、最後まで攻め続けたひたむきなプレー。今後が楽しみなチームです。

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南アフリカVSスコットランド(911日 プールB組)  18   -   3

  前回大会優勝の南アフリカvsスコットランドは、前半はお互いPGの得点のみのディフェンスが際立つ好ゲーム。後半は南アフリカが持ち前のフィジカルの強さをみせて、2トライを奪い18-3で勝利。 スコットランドは、前回・前々回大会の時のレイドロー選手のような“飛び道具”をつっかえる選手がいれば・・・  

ウェールズVSフィジー(911日 プールC組)  32 - 26

    ウェールズvsフィジーは、過去のワールドカップでも名勝負を見せてくれる注目の試合。フライングフィジアンズの名の通り、自由奔放なフィジアンマジックを見せてくれましたが、自力に勝るウェールズがしっかりと自分たちのラグビーをして32-26で接戦をものにした。 ラストワンプレーの最後のシーン、フィジーが持ち前のハンドリングで左サイドにパスをつなぎ、あのラストパスをウイングがキャッチしてたら…。残念! 期待していた通り、接戦で眠気が吹っ飛んだ試合でした。(3時の起きて観戦!)   あっという間に第1週の試合が終わってしまった。 次は915日。みなさん、それまで睡眠をしっかり確保しましょう!

【プロフィール】
スポーツファンライターTAD(タッド)
高校、大学でラグビーを経験。卒業後NZのクラブをはじめ世界4ヵ国でプレー。
現在はファン目線でラグビーを観戦。強豪国から今後が楽しみなラグビー途上国にも注目して
一般の方たちにもわかりやすくラグビーの楽しさと魅力を伝えるのがテーマ。

【特集】ラグビーワールドカップ2023フランス大会 
随時更新、ラグビーワールドカップ2023フランス大会を特集枠で公開していきます! <NEW>9月28日より 速報は下記ページ内に随時更新していきます。 <NEW>TADの<コラム・リビュー・プレビュー>情報は下記ページ内に随...
   

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