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《横須賀ウインドサーフィンアカデミー》トップ選手への道、そして海という自然を相手にするウインドサーフィンを通じて強い人になる

TABITO Japanのスポーツチャンネルが、いよいよ本稼働しました。
2024
7月より、スポーツ報道はもちろん、神奈川県内を中心に自治体や地域、企業など《地域が取り組むスポーツ、ウェルネス》の話題についても継続的に動画や記事でご紹介してまいります。

1弾は、横須賀市から、海と風といった自然の力を活かした横須賀ならではのスポーツの話題を、当記事を含め3回にわたって詳しくご紹介してまいります。
今年で4回目の実施となる『横須賀ウインドサーフィンアカデミー』の活動についての取材内容です。

横須賀市ウインドサーフィンアカデミーは、津久井浜海岸を主な練習拠点に、横須賀市の後援・協力のもと、事業を行っています。
現役プロウインドサーファーをはじめ、後進育成やウインドサーフィンの普及に尽力する優れたコーチ陣により運営される民間の団体です。
横須賀市のウインドサーフィンといえば、2022年の11月に開催されたANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会の記事をきっかけに、これまで様々な形でウィンドサーフィンの話題を継続してお届けしてまいりました。TABITO読者の方の中には、ピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、ウィンドサーフィンの話題の中でも、とっておきです。
ウインドサーフィン初心者の子供たちがウインドサーフィンを通じて、様々なことを学んでいくという、貴重な機会を取材させていただけたのです。

Vol.1(Vol1Vol3の全3記事)はアカデミー4期生の5回目の練習日の模様を中心にご紹介させていただきます。

 

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今回の記事及び動画は《sponsored byシープレックス株式会社》にてお届けしています。


 

《横須賀ウインドサーフィンアカデミー》トップ選手への道、そして海という自然を相手にするウインドサーフィンを通じて強い人になる

 

オリンピックや世界に通用する選手を目指し、技術やスポーツに関する知識を学んでいく。そして海という自然を相手にするウインドサーフィンを通じて、普段の生活では感じることのできない楽しさ、厳しさを経験し、この経験を生かして「強い人」になってもらう。

この理念のもと、横須賀市津久井浜海岸を拠点に活動している横須賀ウインドサーフィンアカデミー。
地元横須賀市の小学5、6年生を対象に10名の受講生に毎年ウインドサーフィンの指導を行っています。

横須賀ウインドサーフィンアカデミーの陣頭指揮をとるのは理事長の須長由季コーチ

ロンドンオリンピック、東京オリンピックに出場し、現役のプロウィンドサーファーである須長由季コーチが理事長を務めます。日本のウインドサーフィン界の第一線で活躍する傍ら、アカデミーでの活動を中心に後進育成にも力を注いでいます。

このように横須賀ウインドサーフィンアカデミーでは、オリンピックの日本代表選手から直接指導を受けることができ、しかも、1回のインベントやクリニックではなく、初めてのウインドサーフィンの体験から、継続して10回の講習を受けることができるのです。

それでは横須賀ウインドサーフィンアカデミーの練習模様を詳しく見てまいりましょう。

アカデミー(4期生)第5回目の練習風景

まずは、朝9時にウインドサーフィンスクール・ショップである《Tears》に集合して、津久井浜海岸に移動します。

その日使う道具を自分たちで運ぶ受講生たち。

アカデミーは、ウインドサーフィン界で活躍するトップ選手を目指す、という大きな目標と同時に、ウインドサーフィンというスポーツを通じて、様々なことを学んでいく機会を提供しています。

 

なかでもアカデミーの理念にもある、『海やウインドサーフィンを通じて強い人になってもらう』という部分は、TABITOも注目しています

海と風を利用して成り立つネイチャースポーツだからこそ、自然を相手にする厳しさ、難しさの中に、ウインドサーフィンならではの面白さ、魅力がある。

横須賀ウインドサーフィンアカデミーの取材は、まさにウインドサーフィンの魅力を詳しく探ることのできる貴重な機会なのです。

練習拠点である、津久井浜海岸に到着。
須長コーチから前回までのおさらいや今回の練習について説明がありました。

こちらは大学でウインドサーフィン部の部長を務め、卒業後はプロのウインドサーファーとして活躍している武田岳志コーチ
パリオリンピックから採用されたウィンドサーフィンの新種目iQFOiLで、次のロスオリンピック出場を目指します。

さあいよいよ、海上での練習。皆で協力して道具を海に運びます。

まずはボードの上に立って、セールを立てる練習から。
足がつく浅瀬でそれぞれコーチがいる3グループに分かれての実践練習がなされます。
保護者の方も岸で安心して様子を見守ることができます。

ちなみにこの日の風は、強くもなく弱くもなく、初心者にはちょうど良い塩梅だったようです。

海上でセールを立てて、悠然と進むアカデミーの受講生。

ところでウインドサーフィンというと、初心者がボードの上に立てるまでに、時間がかかりそうなイメージはないでしょうか?

お話を伺ったところ、かつてはそうだったようですが、今では道具の改良が進んで、多くの場合、初心者でも練習初日からボードの上に立つことができるそうです。

また機材のレンタルをうまく利用し、スクールなどのレッスンから始めれば、金額面でもそれほど負担なく、ウインドサーフィンを始めることが可能だとか。

大がかりな道具を使うスポーツは、どうしても始めるにあたって金額面での不安がよぎって、敷居が高いイメージがありますが、様々な工夫がなされ、安心してウインドサーフィンを体験したり、始められるよう環境面も整っているようです。
なかでも横須賀ウインドサーフィンアカデミーでは、横須賀市在住の小学56年生を対象に、お手頃な金額でウインドサーフィンを学べる機会を提供しているので、ウインドサーフィンに興味のあるお子さんには絶好のチャンスです。

※横須賀ウインドサーフィンアカデミーは、横須賀市の後援・協力を経た市の助成事業として、10名の小学5、6年生を対象に、5月から10月の約半年間、10回の練習機会を得られます。

 

2024年度の横須賀ウインドサーフィンアカデミー概要

主な練習場所:津久井浜
対象:横須賀市在住の小学5年生・6年生
参加費:10,000
募集定員:10名主催:横須賀ウインドサーフィン協会
後援・協力:横須賀市

※2024年度の募集は終了しました。
次年度についてなどお問い合わせは、下記よりお願いいたします。
横須賀ウインドサーフィンアカデミー(お問い合わせ)


横須賀市のウインドサーフィンを通じた取り組みについて

なお、横須賀市では、ウインドサーフィンを通じた街づくりの取り組みが行われているとのことで、横須賀市から得た情報を合わせてご紹介させていただきます。
(横須賀役所文化スポーツ観光部企画課)

横須賀市では、ウインドサーフィンを通じた取り組みとして、地元小学校(北下浦小・津久井小)の課外授業の一環で、W杯見学会(ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会)を行っています。また、ウインドサーフィンのまちづくりを目指した横須賀市の取り組みとして、以下の内容を行っております。

・海岸公衆トイレの屋外シャワー設置
・W杯記念駐車場へ駐車場名称の変更
・W杯開催中の地域住民のボランティア参加
・マリンスポーツを組み合わせたワーケーション施設の整備
・国内のプロ・アマ・学生問わず多くのクラス競技が実施されるドリームカップの誘致
・全日本フリースタイルトーナメント
・ウインドサーフィン強化指定選手による練習会の誘致

本事業は横須賀再興プランに基づいて実施しております。
『横須賀再興プランが目指すまちの姿』https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/shisei/unei/plan/index.html

 

次回は、上記横須賀再興プランおよびウインドサーフィンのまちづくりに関する話題にもさらに触れながら、2023年のANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会でインタビューをとらせていただいた、Tears代表の国枝信哉コーチ(横須賀ウインドサーフィンアカデミー理事)や、須長由季理事長など、アカデミーのコーチ陣、さらに受講生の声をお届けする予定です。お楽しみに♪

 

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