プールD組のイングランドvsアルゼンチン戦はこのプールD組の1位通過争いを占う試合。
結果は27-10。イングランドがノートライながらPG6本、ドロップゴール3本で27得点を奪い快勝。
アルゼンチンは終了間際に意地で1トライを取るのが精一杯でした。
この試合、イングランドのスタンドオフのフォード選手の正確なキックにコントロールされた試合でした。
下のボールにチャレンジして反則したらPGで得点されるから、反則を恐れて下のボールへの働きかけが遅れる。その事でイングランドはアルゼンチンの強力FWに対しボール争奪戦で優位に立って試合を進められた。
ちょうど陸上競技のスタートでフライングしてしまい、再スタート時に再度フライングする事を恐れ遅れるのに似た状態ですね。
今大会から危険なプレーに対してのレフリングがより厳しくなったのも、イングランドにとって追い風となるか。
また、ハーフウェイ付近50mの距離からのドロップゴール。あれをやられたらアルゼンチンディフェンスは常にイングランドに対して前に出てプレスしなきゃならなくなり、そうすると今度はディフェンスの裏のスペースに蹴り込まれる。
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まさにフォード選手によるコントロールされた試合と呼ぶに相応しい試合だった。
2015年のワールドカップ、日本代表がスコットランド代表にやられた試合を思い出した。あの時はスコットランドのレイドロー選手にゲームコントロールされた試合でした。
さあ、日本代表はこのイングランドに対してどのように戦うか楽しみです。
そのほかの試合は、世界ランキング1位のアイルランドが貫禄をみせルーマニアを82-8で退け、オーストラリアはジョージアの強力なフィジカルに苦しめらる場面もありましたが、35-15で勝利を収めた。
イタリアは強固なディフェンスを信条とすりイタリアサッカーの『カテナチオ』と同じく、持ち味の整備されたディフェンスをみせ52-8でナミビアを封じ込めた。
さあ、我らが日本代表の初戦チリ代表戦だ。
チリ代表は今回唯一の初出場チーム。
チリ代表チームには、双子のナンバー8のアルフォンソ・エスコバル選手とHOのディエゴ・エスコバル選手がFWのセンターラインを固める、またもう一組の双子、LOのクレメンテ・サアぺドラ選手とCTBのドミンゴ・サアぺドラ選手もそろって出場予定。
スーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビーというアメリカ大陸のプロリーグでレベルを上げてきたチリ代表、どんなラグビーをするか。頑張れ!ジャパン!
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